5話 従妹達
はい、ここで従妹投入
まだまだ亀ではありませぬm(_ _)m
私は念願のMCOのωテストが当たった
それはもう泣いて喜んだ
というわけで、早速初期設定をした
名前は莉々火なので漢字機能を使い莉火にする
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PN:莉火
性別:女性
種族:獣人[黒狼族]
職業:戦士lv.1
HP:40/40
MP:30/30
SP:540/540
STR:53[+3]
INT:2
VIT:3
AGI:45[+5]
DEX:3
LUC:2
スキル:《獣化:A》《刀剣術:P》《ステップ:A》
1000P
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獣人の中でもレアな黒狼になれたのはとっても喜んだ
確かwikiでも見つけられてないのだ
おそらく条件は、PNが漢字でかつSTR、AGIが高いことであろう
補正はSTR↑(中)AGI↑(大)なのでレアであることに間違いはない
ωテストが始まったので、ωテストに参加している友達と合流して、今から一緒に狩にでる
因みに友達は2人で1人は賢人、1人は機人[硬壁族]だ
それぞれのPNは賢人がヤオヨロ、機人がケイ
PTでの役割は私が物理攻撃か回避盾、ヤオヨロが攻撃魔法と回復魔法、ケイが壁時々物理攻撃だ
因みに第四サーバーに皆で来れたのは幸いだ
ステはこんな感じだ
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PN:ヤオヨロ
性別:女性
種族:賢人
職業:魔法使いlv.1
HP:50/50
MP:810/810
SP:30/30
STR:2
INT:80
VIT:4
AGI:2
DEX:10
LUC:2
スキル:《精霊魔法:A》《回復魔法(小):A》《回復促進:P》
1000P
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PN:ケイ
性別:女性
種族:機人[硬壁族]
職業:戦士lv.1
HP:910/910
MP:20/20
SP:70/70
STR:6
INT:1
VIT:90
AGI:1
DEX:1
LUC:1
スキル:《挑発:A》《防御上昇:P》《攻守交代:A》
1000P
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「ねえ…莉火とケイの種族ってレアだよね？」
ヤオヨロが門に向かいながら後ろ歩きで聞いてくる
「…むぅ…それなら…ミ「ここではヤオヨロ」ヤオヨロ…もレア…」
ケイはジト目でヤオヨロを見上げながら抗議する
「ボクのは一応掲示板で騒がれてた種族だよ。条件非公開だっただけで」
しかし、まだボクっ娘になれないのは私だけか…
「私も偶々レアになっただけだと思うよ？名前漢字表記にしたからかな…？」
きっと私のは侍的な感じだ
ちょっと嬉しい
「…ウチは…ランダム…」
まさかリアルラックで引き当てる人が周りにいようとは……
ランダムとか変なのきたら困るよね
「あ、門見えてきたねっ」
私は大きな門をみて興奮したように指差す
「…ん？あれって…南の森…推奨レベル…5〜の…」
またもやケイがヤオヨロをジト目で睨む
「いっ…いや〜…東は混んでるかな〜って…それにボク達そこそこバランスいいじゃんか……ねっ？」
慌てたように弁解するヤオヨロ
そんな仕草も可愛くて、羨ましい
「まっ…何でもチャレンジチャレンジ♪」
私はノリノリである☆
そして狩が始まった
まずケイの挑発でミニゴブリンを一体ずつ呼び寄せる
VITがかなり高いせいか、格上相手でもHPが減っていない
この娘…完全にPTを見据えてのステ振りだよね…
次に私の刀剣術lv.1のアーツ《スラッシュ》(消費SP10:威力1)を連続で使う
AGIがそこそこかつステップの連続使用によるシステム外スキル《スキップ》でアーツのクールタイムが0秒なのだ(本来は20秒くらい)
その間にヤオヨロが精霊魔法(消費魔力15)によるファイアボール(威力1)×5ほどがミニゴブリンに当たる
これでまずケリがつく
レベルもそろそろ5になる頃だ
SPやMPが心許ないので一旦帰還する
門の横でステの確認だ
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PN:莉火
性別:女性
種族:獣人[黒狼族]
職業:戦士lv.5
HP:80/80
MP:70/70
SP:1270/1270
STR:126
INT:6
VIT:7
AGI:120
DEX:7
LUC:6
スキル:《獣化:A》《刀剣術:P》《ステップ:A》
1000P
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PN:ヤオヨロ
性別:女性
種族:賢人
職業:魔法使いlv.5
HP:130/130
MP:1680/1680
SP:70/70
STR:6
INT:168
VIT:12
AGI:6
DEX:30
LUC:6
スキル:《精霊魔法:A》《回復魔法(小):A》《回復促進:P》
1000P
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PN:ケイ
性別:女性
種族:機人[硬壁族]
職業:戦士lv.5
HP:1900/1900
MP:60/60
SP:190/190
STR:18
INT:5
VIT:189
AGI:5
DEX:5
LUC:5
スキル:《挑発:A》《防御上昇:P》《攻守交代:A》
1000P
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うん、特化するのがわかりやすくなるのか…
とりあえず西の沼に出てくるところまでは売るための物しかないから全て売りにいく
山分けしてそれぞれが1050Pとなった
どうやら初心者救済措置として通常より高くなっているみたいだ
これはどのテストでも変わりないみたいだ
「しっかし…結構集中して狩ってたからもうそろそろ時間だね」
ヤオヨロが軽い柔軟をしながら言う
「…でも…テスターの中でも…一日で…5まであげれた…のは…上位…なると思う…」
グッと拳を握るいつもよりテンションの高いケイ
「でももうログアウトしないといけないのは物足りないかな？」
正直なところもっと遊びたい
楽しみたいのだ
「まーた明日ってね」
「…そう…莉火は…我慢を覚えるべき…」
「うっ……わかったよ…んじゃ、ログアウトしよっ」
そんな感じで皆で宿に同じ部屋を取り、ログアウトした
またあとでαテスターだった従兄さんも参加しているはずなので連絡するつもりである
12/14 ケイのHPMPSPが初期値だったため修正しましたm(_ _)m
