23話 上位者邂逅
ここで2話前の掲示板ラストと時系列がリンクします( ̄^ ̄)ゞ
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
…しっかし、BPとCPはどうするべきなのか検討がつかないな
どうやらスキルレベルもあげれるらしいな…
今は何とかなってるし、困った時用に残しておくか…
ピピッ‼
『こんばんは、運営からのお知らせです』
「うぉっ⁉なんだこれ?」
目の前にウィンドウが自動で開き、脳内に声が響いた
『ωテスト開始から10日目にあたる日に決闘イベントを開催いたします。【驚愕運勢】様は抽選にて選ばれましたので、強制イベントとして参加してもらいたく思っております。つきましては、当日の都合のつくお時間をお教えくださいませ』
「おぉ‼なんか面白そうなイベントだな‼ん〜……一週間後だろ…?うん、いつでもOKだな」
独り言をポツポツ呟いた
『了解いたしました』
あら?聞かれてるのね
ピピッ‼
『運営からのお知らせです。アンケート集計の結果、決闘は午後1時よら始めたいと思います。どうぞお忘れなきようお願いいたします』
『なお、今回のカードは【驚愕運勢】様、【光闇魔王】様、【聖女】様、【煤纏】様、【天才天災】様、【最狂壁】様vs【光の勇者】とそのハーレム達となっております。以上、運営でした』
ピリピリピリ…
『運営からのお知らせです。先程あったように、選抜されたため、選抜プレイヤーの連絡先を登録させていただきました。このイベントが終了後は消していただけます』
慌ててフレンドリストをみると、龍姫、アンジェ、トウガ、苦狂、クレイドという名が追加されていた
プルルルルル♪
『はいもしもし。蓮=カーボンですが。どなたでしょうか?』
早速電話?がかかってきたのでとることにする
『あ、もしもし。一応【聖女】と呼ばれております。アンジェと申します』
なるほど…アンジェが聖女ね…
『ん、聖女のアンジェさんね。俺は【驚愕運勢】だったな…。それで、さっきのことだよね?』
『はい。蓮様と龍姫様以外の方とは知り合いでしたので、既にコンドの宿の方へ集まってもらってます』
『おーけーおーけーすぐにそっちにいくね。光闇魔王の方はどうなの?』
『あぁ、龍姫様なら「山に遭難した」という謎の発言後、連絡がつかなくなりました。インしてることは確かなのですが…』
『あぁ〜……なら俺が迎えにいってくるわ…』
『ふぇ⁉どこにいかれたかわかっておられるのですか⁉』
『おう。ま、ちょっと待たすが大丈夫か?』
『え、えぇ…大丈夫です』
『んじゃ、またあとで』
『あ、はい。またあとでお願いします』
…さて、どうやら光闇魔王こと龍姫さんはコンド山で迷子になっているらしいな
とりあえず谷まで行くか……
「蕾雅。俺も潜水を頼む」
「ぴぃっ‼」
ポトんっ……
「さ、コンド山に行くぞ」
「ぴぴっ‼」
〜コンド山 谷付近〜
「さて、探すとしてだな……これ絶対谷に落ちたよな…?」
「ぴぃ……」
蕾雅が頷く
そう、崖には踏み外した跡が、側には白と黒の意匠が施されたカッコいい杖が落ちてあった
「とりあえず拾っておこうか…蕾雅、この杖咥えながら潜水しておいて?」
どうやらこの杖も俺と同じで選ばれてない者だとアイテムとしてストレージにいれられないらしい
「ぴぃっ‼」
蕾雅は杖を咥えて影へと身を移した
「さて、《天魔の槍》+MP1000っと…」
6対の翼を展開し、槍を握りしめながら谷を少し飛ばしてから滑空する
「ん〜多分聖域だよな〜…つーか鷲共は襲ってこないな…」
不思議に思いながらも、上流を目指す
そうしてひたすら滑空→翼動かす→滑空するを繰り返していると見えないぽよんとした壁にぶつかり、そのままにゅぽんっと壁に入った感じがした
『ほう、また来たか…』
「あ、ちょうどよかった。龍姫っていう人見かけませんでしたか?」
『ぬ?その者ならあそこで寝ておるわ』
矢印型になって岩を差している
「あらま、とりあえず起こしてから連れて帰りますね」
『うむ、それなら麓へ転送するぞ』
「おぉ、ありがとうございます」
俺は光闇魔王と呼ばれる少女のもとへ行き身体を揺らしまくった
「きゃっ⁉ちょっ‼起きてるっ‼起きてます‼」
かっと開眼して制止を求める彼女
「なんだ、起きてたのか……と、転送お願いします‼」
『あぁ、了解した。ではまたのノシ』
「はい、何度もありがとうございました」
光が俺達を包んで山の麓へと到着した
「へっ?あ、ちょっと‼あなた誰‼あそこを知ってるの⁉それとあなたもこっちこれたのね‼」
「ん?誰って運営には【驚愕運勢】って呼ばれてる。あと、あこは一度招待されたことあるから。んで、最後に俺がコンド開放したんだから出てこれて当然。ま、そんなことよりもとりあえず【聖女】さんに呼び出しうけてっから宿行くぞ宿」
彼女の首根っこを引っ張りコンドへ向かう
「ちょっとぉ⁉私杖落としてきたのよ⁉早く拾わないと‼」
「ん?あぁ、杖のこと忘れてたな…」
俺はいかにもローブの中から出したかのように杖をだして彼女へ手渡した
「あぁ!我が愛しの杖‼【煌宵】ツィンズよ‼」
頬ずりしていて、俺はちょっと引いた
「ん……はっ⁉…コホンッ……【驚愕運勢】……礼を言う…ありがとう…」
顔を真っ赤に染めながら上目遣いで見上げてきた
「んにゃ、別にいいよ。さっさと宿行こうぜ宿?」
俺達は宿へと向かった
PV9万、ユニーク1万突破ありがとうございます♪( ´▽`)
これからも好きに書いていきたいと思います( ̄^ ̄)ゞ