15話 臨時収入
結局日曜日に書けませんでしたorz
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
現時点の持ち物を整理して第二部に投稿しました
さて…材料もなくなったことだし、隣のサーシャさんのところへ報告へいこうと思う
トントントン…
「サーシャさん、失礼します」
扉を開けると、そこは普通の部屋だった
「ん?どうしたんだい?何かわからないことでも??」
ゆらゆらと揺り椅子に座りながら御本を読んでらっしゃったサーシャさん
ゆらゆらゆらゆら僕のkok…(ry
…危なっww思わず口ずさむとこだったわ……
「いえ、自分の持ってる材料を使い尽くしたのでお暇する前に作成したものを見ていただこうかと……」
そう言いながらアイテムを実体化させる
「おおっ‼なかなかいいじゃないか‼むっ⁉濃縮激毒薬⁉なんだこれは⁉このようなものがまだこの世にあったとは⁉………レ…ピ…‼レシピを教えてくれないか‼」
目を輝かせてグイッと接近してきた
「いや、イイですけど…《圧縮》がないと多分できませんよ?」
アレはこの世界で1人しか使えないはず…
「むむ⁉蓮君は圧縮持ちだったのか⁉唯一物か…でも、それなら大丈夫かもしれないね。(…薬創師はたとえどんなものであってもそれが薬ならレシピさえあれば作成できるはずだからねぇ……)個人的に《凝縮》があるから代用がきくかもしれないし。あ、僕からのレシピの報酬は10万Pと霊薬×1でどうだろうか?新しい知識にはそれ相応のものが必要だからね」
……あるれ?10万P??霊薬??
なんか恐ろしいものであるな……
「えぇ…と…わかりました?」
なんかもうどうでもよくなってきたんで了承する
「はい、これとこれね。それと、レシピはこの紙にね『方法複写』といえば選んだレシピが複写されるからお願いね」
無雑作に白金貨(1枚で10万P)を1枚と霊薬であろう液体の入った瓶が目の前の机におかれた
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名 霊薬
回復:HPMPSP全快。異常全快。欠
損部位修復。死者蘇生可
品質:SSS
作 サーシャ
薬創師…通称最高位薬師にしか作
れない逸品
材料がとにかく採りにくいものば
かりであり、過去の薬創師らは皆
生涯に一つないしは二つ作って次
代の薬創師と認めた者か必要な対
価として託す
世&@#が1■■■にう*$#&〒た
時以来貯められている
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文字化けしているが、今に始まった事ではないのでスルーする
「は…はい…『濃縮激毒薬を方法複写』と、どうぞ」
紙を手で持って複写する
「ん…ありがとうね。よし、じゃあいつでもおいでよ‼いつでも作業場は使ってイイからね。僕はいつでも大歓迎だよ〜」
頭をくしゃくしゃと撫でられて依頼達成の紙も渡され、サーシャさん宅を出た
気がついたら18:30である
晩飯は19:00なので、10分前にタイマーをセットしてギルドへ向かう
「はい、依頼達成ですね。こちらが、追加報酬込みの1000Pとなります」
1000Pを受け取り、ギルドの依頼をもう一度確認してから外へ出た
なんやかんやで所持金が101500Pという恐ろしさだ……
はっ⁉ウルガーが購入できる⁉
しかしなあ……コンド開放したから買いにくいなぁ……ふぅ、とりあえずまたあとで考えよう…
ピピピピピピピピピピピピピピ
アラームがなった。ログアウトしようか…
俺はサーリの宿屋に泊まった
「じゃあ蕾雅、また後でな」
蕾雅を愛でまくり、床に就く
その後夕飯をとり、wiki先生を見たり、あることを少々調べて再びダイブした
次は…何しようか……
とりあえずコンド山に再挑戦しにいくか…
街から出たときに目撃されると拙いので、徒歩で山まで向かう
道中敵とはあっていない
もちろん、蕾雅の潜水によって影に潜んでいたからだ
〜コンド山 頂上前〜
あの後、コンド山をこの前のように木と木を渡って上からの奇襲と飛行を鍛えて進んだ
そのおかげもあり、現在ステータスはこうなっている
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PN:蓮=カーボン
性別:男性
種族:天魔
職業:魔法使いlv.35
称号:【共存者】【超越者の弟子】
HP:310/310
MP:5540/5540
SP:310/310
STR:30
INT:553
VIT:30
AGI:64
DEX:282
LUC:244
スキル:《飛行:P》lv.5《天魔の槍:A》
lv.3《治癒(小):A》lv.2《契約:A》lv.3
《召喚:A》lv.2《索敵:P》lv.6《暗視
:P》lv.6《調
合:A》lv.4《方法書》lv.2
唯一技能:《圧縮》《分裂》
101500P
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MN:蕾雅
性別:♀
種族:龍鯱(幼生)
職業:狩人lv.30
HP:2260/2260
MP:1230/1230
SP:2260/2260
STR:225
INT:122
VIT:225
AGI:225
DEX:63
LUC:63
スキル:《潜水:P》
《捕食:A》
▼《鷹の目:P》《風球:A》《袈裟
斬り:A》《回復(小):A》《潜伏:A》
new!《速度上昇:P》new!《剛力:P》
new!▲
《浮遊:P》
備考:捕食によりスキルが増えてい
ます。主の契約LVUPに伴い、成長
速度が小上昇します。
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最近はレベル差も縮まり、一気にレベルアップしなくなってきた
物足りない感があるけど、今までがうまくいきすぎていたんだと納得する
俺とは違い、蕾雅は契約のレベルがアップすると育ちやすくなるらしい
しかし……初期の才能値が成長の良し悪しを決めるのはゲーム的に珍しい気がするんだけどなぁ…
何かが引っかかるが、今はそんな事よりも大事な事がある故に頬を叩き、気合をいれて集中力を研ぎ澄ます
そう…コンド山の頂上には…ボスがいた…
しかもご丁寧に立て看板も立っていた
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注意‼
この先は亜竜領域があります。
ここから先はlv.50×16人のユニオ
ンでの挑戦でギリギリという場所
です。キチンと準備してから行き
ましょう。覚悟のない方はお戻り
ください。
冒険者ギルド
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……ついにドラゴン系統登場か…濃縮激毒薬の出番か…?
今のところ濃縮は試せないでいるし、デスペナを怖がって挑戦しないのは面白くない‼
まして俺など廃人でもなんでもないからなっ
勇気と無謀は違うが、無謀とは謀が無いと書いて無謀!
謀があるのなら無謀ではない!(屁理屈
「蕾雅?ここの先は亜竜領域らしい。行こうと思っているが蕾雅はどうだ?」
頭の上にぴったりとくっついている蕾雅に聞く
「ピッ‼ぴゅーっぴっ!」
蕾雅は尾ビレで俺の後頭部をポンポン叩いて胸ビレを頂上へと向ける
「わかった、行くんだな。よし、いくぞっ!」
決意を固めた俺達は立て看板の向こう側へ足を踏み入れた
『亜竜領域に初のプレイヤーを確認しました。これよりイベント【変異種雪之亜竜】を開始します。』
さて…ゆらゆら(ryをわかる人が何人いることやら…