12話 薬草
PV1500ですと……((((;゜Д゜)))))))
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とりあえず薬草がありそうなところを考えた結果
そういや、この前採取したなと思い、適当にサスリー街道の薬草等の群生地を探した
因みにこの前のは薬草かと思っていたら
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ヒーラー草(状態:良)
回復:40
ヒール草の上位個体
魔素の低いところではなかなか見
つからない
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ヒール草(状態:良)
回復:20
空気中の魔素を吸収して変質した
草
人が植えても育てられないので、
基本的に需要が高い
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ポイズン草(状態:良)
状態異常:微毒(10秒毎にHP−5)
ヒール草にとても酷似している毒
草
この毒草の群生地にヒール草が育
つため、逆に毒草の群生地を探す
のが基本
つまり群生地は基本的に毒草がほ
とんど
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ヒーラー草が10束、ヒール草が29束、ポイズン草が60束だったのだ
ヒーラー草て……完璧にレアだな……
またあとで実験しまくるとして…
とりあえず見つけた群生地で採っていこう
アフェリアさんからのナイフの使い方を聞いて、素材をとるなら薬草でもいけるくね?と思ったので、早速突き刺す
ポロンッポロンッポロンッポロンッポロンッポロンッポロンッポロンッポロロンッポロンッポロンッポロンッポポロンッポロンッポロンッポロンッポロンッポロンッポロロンッポロンッ
やたらとポロンポロンなり、どんどんウィンドウが出ては消えていった
よく見ると、このスキルで手に入れるものは勝手に鑑定されるらしい
……毒草がほとんどだが、9束のヒール草と3束のヒーラー草があった
一度に採れる数があったのか、ポロンという音はおさまった
「うおっ⁉と……」
《自動帰還》で帰ってきたナイフに驚きながらもキャッチする
「次のとこ行くか……」
そんなこんなで群生地探しては採る
探しては採る探しては採る探しては採る探しては採る探しては採る探しては採る探しては採る探しては採る探しては採る探しては採った結果、総合した数は9セット
内訳はポイズン草535束・ヒール草267束・ヒーラー草89束採れた
来た時に採っていたのをあわせると、ポイズン草595束・ヒール草296束・ヒーラー草99束だ
たくさん採れたと思うかもしれない…
しかし、ただいまの時刻はPM5時
お昼を挟んでひたすら採取に励んでいたのだ‼
折角の日曜日がほとんど終わったぜww
さ、ここからはとりあえず依頼の達成しないと…
〜サーリ〜
「はい、『薬草が足りないっ‼』の依頼ですね。…あ、この依頼は直接すぐ送って欲しいみたいですね。依頼用紙の所に印のある依頼は依頼主へ届けて、その後ギルドにて達成報告をしてください。依頼主は……薬師のサーシャさんですね。住所はこちらになっております」
受付さんに住所を渡してもらった
マップにマーカーができたのでそこがミシェルさんの家だろう
トントントン
「ごめんください」
サーシャさんの家へとついた
ごく普通の住宅街だし、薬屋っていう感じじゃない家なので少しびっくりした
「はいはいはい……どなたですか?」
髪の毛がボサボサの白衣をきた眠たそうなお姉様が出てきた
これは………巷で話題の残念系美人か‼
「ギルドの依頼の薬草を届けにきました」
「あぁ〜そんなのもあったねぇ…」
髪をかきあげてガシガシしているサーシャさん
残念さに拍車がかかっている…
「どうぞ、ヒール草100束です」
アイテム欄からヒール草をサーシャさんに送るよう操作する
そして、それをみたサーシャさんが眠そうだった目をくわっと開け
「君‼これだけの品質‼とても採取が得意みたいだね‼私の元で薬師の勉強をやってみないか‼」
サーシャさんは俺の手を握り真剣な眼差しで見つめてくる
「……えーと、よろしくお願いします?」
「よしっ‼早速薬師の仕事を見せよう‼さあ、中へ来てくれ‼」
サーシャさんに引っ張られてついたのは作業場と思わしき場所
白い作業台の上にバーナーやらフラスコやらがのっている
「さあ、まずは薬師の仕事で1番簡単なHPポーションを作る作業だ。どのHPポーションも作り方は同じだ」
そういいながら薬草を実体化させ、囲いのあるまな板的なところの上に置く
…仕事だと口調変わるのか
「最初に薬草を湯がいて、ここに2束重ねてすり潰す。次にまだすり潰しきれないのを絞り器にいれて絞る。先にすり潰した際に出てきた液をこちらのビーカーAに絞った液はビーカーBに入れる。ビーカーAの液体に水をいれて薄める。ここで入れる水はなにも含まない物を使う」
目測だと薬草の液体:真水=1:10くらいだ
そのビーカーAを紐で吊るしてバーナーの上に配置した
「次にビーカーAをゆっくりと沸騰させる。この間にビーカーBに別の新しい薬草を浸す。これは10分ほど浸しておく」
新たに取り出した薬草をビーカーBに丸めてから入れている
「10分ほど浸せばこのように丸まった物ができる。これが[回復玉]だ」
緑色の綺麗な丸を見せてもらい、さらにそのステータスも見せてもらう
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名 中級回復玉
回復:1000(2000)
品質:SS
作 サーシャ
薬草の濃縮液にヒール草を丸めて
漬けたもの
濃縮液が少ない事とキチンとした
レシピが失われているため、なか
なか作る事ができない
最高品質により回復量+1000
クールタイム5秒
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品質SSかぁ〜凄いなぁ〜
……ふぅ、現実逃避はよそうか
「ふむ、ビーカーAも沸騰してきたな。次はこの沸騰したのを氷水につけて急激に冷ます。そして10度以下になれば、この小さい瓶にいれる。これで[HPポーション]の完成だ。ちなみにこれは水で薄めているので品質は落ちているぞ」
そう言われて見せられたのがこちら
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名 HPポーション(中)
回復:500
品質:D+
作 サーシャ
薬草をすり潰し得た液体を1:9の
割合にて水で薄めたもの
薄める事により一般的に売られ
ている品質になる
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「これらが、状態の良い薬草から作った薬だ。もし、状態の普通、または悪いもので同じ作り方をしても品質は平均よりも落ちることになる。勿論、いちいちこんなことをしていても手間がかかる。故に薬師に必須なのは《調合》スキルと《方法書》スキルだ。一度作ってしまえば、その後は一瞬で作ることができるので高品質か一般品質の時に使うんだ。というわけでこれを授けよう」
そう言って取り出したのはスキルロールだ
名前が[調合師入門]だった
かなりホッとした
「これからよろしく頼むよ。…っと、自己紹介がまだだったね。サーシャ・ラックドール、最高位薬師だよ」