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男爵は微笑う  作者: L→R
再会
10/48

再会◆9

 了は無言のまま奥にあるエレベータに乗り込んだ。ユリも乗り込むと、すぐに扉を閉め、四階を押す。

 静寂の中で、少し古いエレベータのモーター音は大きく、後ろめたい気持ちになる。

 四階へ着くと、廊下が左右へ鉤型に折れて伸びている。廊下の天井に並ぶ照明は一つおきにしか点いていない。

 了は左の廊下を進んで行く。

 一つ、二つ…。扉を数える。扉の一つ一つは良い具合に離れていた。一部屋一部屋、かなりの大きさがあるようだ。五つ扉を過ぎ、最後の六つ目の扉を、了が小さくノックする。

「はい。」

 篭った、小さな声がした。女性の声だが、聞き覚えがある。だが、クレアではなかった。

 了は返事を待って、すぐに扉を開けた。が、部屋の中には入ろうとしなかった。ユリが了の後ろから覗き込むと、灯りも満足につけないままの薄暗い部屋には、二つの人陰があった。そのうちの一つが、こちらを見て立ち上がる。

「早かったのね。」

 声の主の顔が弱い照明に照らされ浮かび上がった。三笠だった。

 三笠はそう言うと、了に歩み寄って苦笑した。

「相変わらずよ。」

「そうか。」

 了は素っ気無く言うと、三笠に出るよう目で合図をし、ユリを振り返った。そして、ユリが通れるよう、一歩だけ部屋に入ると、扉の脇に寄った。

 ユリも一歩、部屋に入る。

 部屋は広く、壁際の中央に置かれたベッドは大きく、来客用か二人用のソファセットまである。角部屋なので二面に大きな窓があり、月明かりに照らされた樹木が見える。その景色を、人陰が一人、微動だにしないままこちらに背を向けて座り、眺めていた。

 見覚えのある、綺麗なウェーブのかかったブロンドの長い髪。折れそうなほどに華奢な体…。

 ユリは突然怖くなって、了を見上げた。

 了はユリをただじっと見るだけで、何も言わない。

 ただ、目付きだけは優しく、哀しげだった。

 了の視線に押され、ユリがさらに一歩踏み出す。もう一歩…。次々ゆっくりと人陰に歩み寄る。

 やがて、人陰を遠巻きに見る位置に立った。覗き込むように、人陰に注視する。

 顔を確認しなければ。

 ユリは二歩、近付いた。

「…クレア…。」

 陰は紛れもなく、クレア・バークレイだった。

 クレアは呆っと窓の外を見ているだけで、瞬きをするのも稀で、目は虚ろで、まるで生きていないようだった。

 暗闇のせいではなく、顔色は明らかに蒼白で、記憶にあるよりずっと痩せ細っていた。

 ユリは拳を握り、一気にクレアに近付いた。そして足元に膝間付くと、クレアを見上げる。

 ユリが近付いて尚、クレアは動じなかった。

 ユリは言葉が出なかった。

 クレアの様子は、覚えのあるものだった。

 あの日の自分のような。

 『様子がおかしい』。

 確かに、それ以外に表現方法が見当たらぬほど、否、表現する事を躊躇うほどに、生きる事を投げてしまった顔…。

 こうなる前に、何か出来なかったのだろうか。

 あのままシリングへ帰すのではなく、日本に留めておけばよかったのではないか。

 後悔は、留まるところを知らない。

 一方で、了も扉の前でただ、苦悶の表情でクレアを見上げるユリを見つめた。

 ユリが今、クレアを目の前に何を思っているかは手に取るように解る。

 致し方ない状況に諦めつつ、何も出来なかった自分を悔やみ、蔑み、そしてただ、哀しい。

 あの日の自分のような。

 了が見つめる先で、ユリがそっと、クレアの頭を撫でた。

 それが、不本意に了の胸を抉った。了は溜まらず目を逸らし、扉を静かに閉めると、廊下の壁に凭れて天井を見上げた。

 ユリが傷付いた…。

 あの日、シリングの医師から連絡を受けたあの日から、こうなる事は覚悟していた筈だった。

 なのに、いざそれを目の前にすると、耐えられなかった。

 了に非はない。今だって、あの日だって。

 だが、了はそれを背負い込んでしまった。

 あの日、自分とユリが負った傷は、今まで生きて来た中で何よりも深く、大きかったから。あの日から、ユリは我が身、我が心も同然のような存在だった。

 護り、二度と傷付けまいと。

 そのために走った日々も、あと少しで七年を迎えようとしている。

 ――ラストチャンスだと思ってね。

 高遠の言葉が耳に木霊した。

 ふと顔を上げると、脇に立っていた三笠が、了の気を察していない様子でクレアの様子を話し始めた。

「検査はギリギリ異常なし、ですって。食事は、人が見ていなければするみたい。ただ、徐々に摂取量は減っているみたい。最悪、点滴になるだろうって…。」

「そうか…。」

「彼女、元々病弱ではないようなんだけど、普通の子よりは弱いそうよ。

 若干の遺伝的な色素欠損が見られるんですって。」

「…そうか…。」

 二度目の返事で、了の心がここにない事に気付いた三笠が、肩で溜め息を吐いた。

「報告は、明日するわね。

 私は一旦調査室に戻って、そのあと明日の午前中まで出張だから、報告は、午後に。」

「ああ。」

 三笠は了の生返事を聞き、くるりと踵を返して行ってしまった。

 了はその足音で我に返り、三笠の後姿を見る。

 蝋人形…。

 ユリに言った言葉を、脳裏で反芻する。

 幼馴染ではあるが、殆どプライベートを知らない。

 単に実家が近所だったと言うだけで、一緒に遊んだ記憶もそれほど多くはなかった。ただ何かにつけ、一緒に行動させられていた事は記憶に残っている。

 不本意ながら、幼少の頃は『了くんと美香ちゃん』は常に一緒にあると思い込まれていた。

 いつだっただろう。

 そんな『美香ちゃん』との間に、許婚関係の話が持ち上がったのは…。

 確か、三笠の父親から持ち出された話だった。

 何の気もない相手であった事と、父の一穂が異様なまでに拒否をした事で、再三家を訪れた三笠の父親も諦めざるを得ず、納得出来ぬという表情を浮かべたまま帰って行ったのを覚えている。

 了は急にどっと疲れ、廊下のソファに腰を下ろした。膝に肘を乗せ、項垂れる。

 扉は開く気配もない。

 ユリはまだ、クレアの頭を撫でているのだろうか。

 クレアの様子を見せたら、取り敢えず今日のところはさっさと戻ろうと考えていた。

 ユリに会わせたところで、クレアが元に戻る可能性は低い事は解っていたし、気楽に構えているがユリは愚か了自身も狙われている身だ。夜が更ければ更けるほど、狙われ易くもなる。

 この事については、ユリの推測どおり、今のところ”男爵”の顔を見た、或いは接触した事のある人物が狙われているのが現状だ。

 匠は運良く、”男爵”に扮したエルシとも、警備員に扮したエルシとも、一切接する事がなかったそうだ。故に、声も解らなければ、そもそもそんな人物すら認識していない。

 それは逆に言うとエルシも同じ事で、遠巻きに匠を見る事はあっても、自分との接触はなかったのでターゲットにしていない可能性は高かった。

 ただ、飽く迄も可能性であるから、匠には秘密裏に、高遠の要請に因って渡部と日下部を交互に護衛に付けてある。

 エルシの足取りが掴めない以上は、どこにいても危険だ。ならば、なるべく人が多い場所にいた方がいい。

 幾ら法務省管轄の施設といえど、所詮人里離れた山奥の療養所だ。狙う側に有利な条件ばかりが揃う。

 だが、ユリを急かすのも躊躇われた。

 出来る限り、満足行くまでクレアの傍にいさせてやりたい。

 了は背筋を伸ばし、壁に凭れた。

 天井を見上げて溜め息を吐くと、扉を見つめた。

 その扉の向こうでは、ユリがずっとクレアの髪を撫でていた。

 こんな事しか出来ない自分が悔しくて、手が止まらなかった。

 だが、クレアがその間、こちらを見る事もなく、そしてユリを意識もしていない事が解ると、ここにいる事がクレアのためにならないのではないかと思い始めた。

 ユリは撫でる手を止めると、ゆっくり立ち上がった。

 ずっとしゃがんでいたので、少し足が痺れていた。

 ユリはクレアを見下ろすと、暫し見つめた。

 あの日のユリも、カナエや匠の存在は意識していなかった。

 こうなってしまうと、自分がいる世界には、”何もない”のだ。

 だから話しかけられても通じないし、どんな言葉も伝わらない。

 自分が取り込もうと思ったものと、それが合致しなければ、何をしても無意味に消えてしまう。

 今のクレアには、ユリは必要ないのだ。

 クレアが元に戻るために何が必要か、髪を撫でながらずっと考えていたが、間違っていた。

 クレアが必要なものと自分が合致するのを、待つしかないのだ。

 ユリはきゅっと唇を噛み締めると、クレアから一歩離れた。

「また、来るからね。」

 そう言って、泣きそうになった。

 泣いてはいけない。

 ユリは息を大きく吸い込み、拳を握り締めると、部屋を出た。

 廊下では、疲れた老人のようにソファに座り込む了がいた。出てきたユリを見て、心配そうな顔をする。

「…いいのか?」

「うん。ごめんね、待たせて。」

 ユリはそう言うと、淡く笑って見せた。

 きっと了は何もかも見透かしているだろうが、それでも、堪えていないと主張しておきたかったのだ。

 案の定、了は少し眉間の皺を深くして、そのあと俯いた。

 が、ユリの気を汲んでくれたのか、すぐに顔を上げて苦笑した。

「行くか。」

「うん。」

 短く返事をし、歩き出した了に続いて、一階へ戻る。

 相変わらず暗いエントランスのカウンター前にいる女性に小さく礼を言い、外に出る。

 車に向かう数歩の間に、風が吹いた。無意識に、体が武者震いをする。

 山中の夜はやはり冷える。腕を擦ると、鳥肌が立っていた。

 了も寒いようで、ジーンズのポケットに手を入れ、肩を竦めて縮まっている。

 寒さから足取りは速くなり、最後には小走りで車に乗り込むと、二人揃って溜め息を吐く。

「こんなに寒いと思わなかったな…。」

 了が呟くと、ユリもシートベルトを締めながらこくりと頷く。

「こんなに気温が違うのね。

 で、戻るの?」

 ユリが問うと、了が車のエンジンをかけながら「ああ」と言った。

「取り敢えず、都心まで戻る。

 庁舎の近くまでな。」

「どこ?」

「それは行ってのお楽しみ。」

 そう言って、了は意味ありげに笑うと、車を発進させた。

 行きよりさらに暗くなっている気がする道を、ヘッドライトと時折過ぎる外灯の灯りだけを頼りに走る。

 道のカーブも緩やかだが、暗さ故にスピードも落としがちになる。

 が、住宅地へ出、道の舗装が整って来るなり、了はスピードを上げた。法定速度ギリギリの速度で、出来る限り無駄なく走ろうとしているようだ。

 ふと車内の時計を見ると、夜の九時を過ぎていた。もっと遅い時間だと思っていたのは、山の闇のせいだったのだろうか。

 だが、ここから凡そニ時間半。庁舎付近に戻る頃には、真夜中だ。

 療養所を出てから、二人は言葉少なかった。

 長距離の運転で疲れているのであろう了と、クレアの事がすっかり堪えてしまったユリのどちらも、口を開ける事自体に気力が必要な状態だった。

 堪らず窓に凭れると、了が「寝ててもいいぞ」と言った。今日二度目だ。

 それまで眠気は感じなかったが、言われると何だか眠くなって来た。

「うん。」

 そう返事をすると、ユリは目を閉じた。すると、体がずんと重くなった。思っていた以上に疲れているようだ。ユリはそのまま眠る事にした。

 やがて、ユリの小さな寝息が聞こえ始めて、了がちらりとユリを見た。

 窓に凭れ、無垢な寝顔を浮かべている。

 その表情に、ふと笑みが零れた。

 せめて眠る時くらい、安らかな気持ちでいて欲しかった。

 了はほっと安堵の息を漏らすと、運転に集中した。

 道が徐々に混み始めた。家も徐々に多くなり、建物の高さも高くなり始めた。

 山の中とは正反対に、いくら走っても賑やかだ。

 九時という時間は未だ、この辺りの人間には昼間のようだ。

 前方車両のテールランプと、すれ違う対向車両のヘッドライトと、ネオンの灯りで夜の闇も感じない。

 ここから都心までは、ずっとこんな感じだ。

 了は音量を極力下げてラジオを点けた。チャンネルを回していくと、学生の頃に流行っていた番組が流れた。だが、その当時のレギュラーDJは既に別のメンツに変わってしまっているはずで、不思議に思って暫く聴いていると、どうやら一週間だけ過去のレギュラー陣が復活して放送しているようだった。今流れているのは、学生時代に聴いていた当時のレギュラーの中でも、一番好感を持っていた女性歌手の声だ。

『この時間だと、残業帰りか、平日有休とって、彼女と遅くまでデートな人かな? 聴いてるの。長距離の運転手さんもいるか。運転、お疲れ様。

 私も四十過ぎたけど、この時間は駄目だね、疲れちゃって。

 とか言って、これ収録なんだけど。』

 そう言って、女性歌手が笑った。

 当時からこの女性歌手は、しゃがれた低い声でゆったりと話す。それは今も何も変わらず、女性はしゃがれた声でふふふと笑っている。

『厭な事件多いね、相変わらず。

 ついこの間も、うちの近所のマンションで人が襲われたらしいんだ。頭を殴られて、そのあとどうなったんだろう?

 その人、家の玄関に倒れてたらしいのよ。

 マンションも防犯カメラ点いてるけど、所詮点いてるだけだからさ、その時はいくらでも侵入出来るよね。

 私はその日から、チェーンかけるようになったんだよ。

 それまで鍵だけだったけど。』

 話を聞いていると、飛澤や菅野の事件ではないかと思ってしまう。

 否、ここ暫く、都内のマンション敷地内で頭を殴打される事件はなかった筈だ。いつの収録かはわからないが、恐らくは、飛澤か菅野のどちらかの事件の事だろう。

 了は鼻で溜め息を吐いて、指先をラジオのボタンの前で一瞬遊ばせ、別のチャンネルに切り替えた。

 女性歌手の声は聴いていたかったが、話自体は聞きたくなかった。

 勿論、この女性歌手がずっと事件の話をする事など有り得ないだろうが、何となく、出始めに聞いてしまった事で、意気消沈したのだ。

 この間に、車の混雑も若干和らいだので、了は少しスピードを上げた。

 時計を見と、十時手前だった。

 この時間になると、了でも幾らか眠気を感じるようになる。

 普段は明け方まで起きている事もザラではあるが、決して眠くならない訳ではない。寝ずに仕事が出来ている現状が、周りは愚か了本人にすら驚くべき事なのだ。

 了は念の為と途中のコンビニに寄り、ユリを起こさぬよう静かに車を降りると、小さめのペットボトル飲料を何種類か買った。眠気覚ましと、目的地に着く前にユリが起きた時のためだ。

 車に戻り、エンジンをかける。エンジンをかける時が一番大きな音がするのだが、ユリはそれでも起きなかった。余程深く眠っているようだ。少しだけ、罪悪感を感じる。

 了は飲み物をドリンクホルダーに挿すと、シートベルトに手をかけた。その時、携帯電話が震えた。

「はい。」

『とーるちゃん? ボク。』

 高遠だった。

「お疲れ様です。」

『もう帰り中かな?』

「はい。」

『そう。療養所で何か変わった事、なかったかい?』

「変わった事…? いえ…。

 ああ、そういえば、三笠がいました。」

『美香ちゃんが?』

「はい。急用って、なんだったんです?」

『うーん? 美香ちゃんが療養所に行くとは聞いてないよ。

 急用は、ボクが出したんだけど。そっち方面への用事だったから、序でに寄ってくれたのかな…?

 ま、いっか、明日聞いてみよう。

 そのほかは、特に変わりなしかな?』

「はい。」

『そっかそっか。

 ユリちゃんは元気かな?』

 問われて、了がちらりとユリを見た。変わらず、すやすやと眠っている。

「…寝てます。」

 了が言うと、高遠がむふふと笑った。

『そっかそっか。

 わかった。じゃあ、明日またよろしくね。』

「はい。」

 そう言うと、高遠が電話を切った。

 了はシートベルトを締め、車を動かす。

 道に出、赤信号で停まると、高遠の言葉を思い返す。

 ――美香ちゃんが療養所に行くとは聞いてないよ。

 ――そっち方面への用事だったから、序でに寄ってくれたのかな…?

 三笠は、調査室で唯一の女性という事もあるが、割と気の利く女性ではあった。頭の回転が速いのだろう、人への気遣いや、序での用事をこなす事が巧かった。

 療養所に三笠がいた時、何故とは思ったがそれ以上の疑問は沸かなかった。

 ただ、これはただの勘ではあるのだが、ユリに三笠を近付けたくはなかった。

 ユリは、何となしに三笠を意識しているようだし、その所為で気疲れを起こされても困る。三笠の口から、在らぬ話、ユリに無用な話をされそうで、怖いというのもある。

 だから、仕方のない時を除いて、なるべくユリと三笠を近付けないようにしたい。

 信号が青になり、車が流れ始める。思いの外空いているのと、行きには使えない近道があるので、予定より早く着きそうだった。

 今日の目的地。

 ユリには言っていないが、知れば少しは喜んでくれるだろう。出来れば、目的地までは眠っていて欲しい。そう思うと、一々ユリを気にする気配がユリを起こしてしまいそうに思えた。

 了は窓辺に頬杖を突いて、到着まで無心になる事にした。

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