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日常魔王  作者: 熊ノ翁
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ウエディング・ヘル(その2)

「お目通りの許可を頂き、有難うございます。魔王様、お久しぶりですね」


 大輪の花のように微笑むラウレティアの美貌が、魔王の瞳を捕らえる。

 魔界随一の美女とも言われるラウレティアから笑顔を向けられた魔王は、腰を抜かして玉座にへたり込んだ。


「お、おお。随分と成長したな。話には聞いてたけども、こりゃびっくりだ。ほんの8千年会わない間に随分大きくなったなー」


 優雅に一礼する美姫の肩を、輝くばかりの白銀の髪がサラリと流れる。

 新雪さながらに真っ白なドレスを身にまとうダークエルフの姫ラウレティアは、その宝石のような琥珀色の肌と相まって、どこか現実離れした美しさを誇っていた。


 美しさとは力だ。

 あまりにも現実離れした美貌は、他者を圧倒する。

 屈強なオーガやトロルの近衛兵など、魔王城謁見の間に居並ぶ者たちには蛮勇を良しとする気性の荒い者たちも少なくない。

 だが、この見目麗しいエルフの姫君に下卑た目を向けるものは誰もいなかった。

 皆、気圧されているのだ。


「ひゃっひゃっひゃ! 魔王様、腰抜かしてやんの」


 そんな中、いつもと変わらぬおどけた口調でメイド長の死神が軽口を叩く。

 ケタケタと顎を鳴らし、玉座でへたり込んでいる魔王を白骨の指で差し面白そうに笑った。

 軽口を叩くメイド長を、これまたいつものポーカーフェイスで参謀が釘をさす。


「いつから死神は雇い主を批判できるような身分になったんです?」


「へいへい、意外とお堅いねぇ、今回の参謀君は」


 メイド長が肩をすくめてペケ子の方を見る。

 目があったペケ子は一連のやり取りにまるで興味が無いのか、くあぁ、と小さな口を開けてあくびをした。


 華やかな、もぎたての果実を思わせる香りを身にまとったラウレティアが一枚の封書を魔王に手渡す。


「この度は私の結婚式に参列頂けるとの事で、大変感謝しております。案内状は是非とも私の手で直接魔王様にお渡ししたいと思いまして。ご無理を言ってしまい申し訳ございません」


「お、おお。おうおー……」


 ラウレティアの美貌に完全に魂を抜かれ、玉座からマトモに立ち上がることも出来ないまま、魔王が何とか手紙を受け取る。

 手紙には、サザンランド深林国の国印であるトランペットに似た花の封蝋が施されていた。

 玉座の手すりをつかんで、よいしょと立ち上がった魔王がひきつった笑顔で手紙を受け取る。


「い、いやあ。シャドウエルフの王様の所に嫁ぎに行くんだろ? よかったなあ。うん。お幸せに」


 完全に気圧されている魔王に向かってラウレティアがドレスの端をわずかに持ち上げ、言葉を返した。


「はい。シャドウエルフ達の住まう国、ダグサの王ミディール様の下へと嫁ぎます。王妃様を失われたばかりとの事で心を痛めておいででしょうから、私に癒すことが出来ればと考えておりますわ」


 娘の言葉を、父であるザンフラバが継いだ。


「器量よしのウチの娘だからな。前妻の王妃の事などすぐに忘れるだろうよ。はっはっは」


 親バカ丸出しの発言ではあるが、実際に魔界随一の美姫と謳われる娘を子に持ってはそう言いたくなるのも無理はない。


「お父様ったら、亡くなられた方を悪く言うものではございませんわ」


 遠慮のない父の物言いを、ラウレティアがにこやかに微笑んだままたしなめる。


「まあ、前の王妃様は世継ぎを一人しか作られず、しかもよく病に伏せているような軟弱者しか作れなかったとか。弱者は喰われ、強者が喰らうこの魔界にあって一国を纏める者の器とは思えないのも確かです。私の宿す子でしたら、そのような心配をミディール王にさせる事もないでしょう。盤石なる国家繁栄の手助けのため、あらゆる手を尽くすつもりですわ」


 横に並ぶ父に向かい、父以上に辛辣な言葉をラウレティアが告げる。

 その花のような笑顔には、毒を秘めた可憐さがあった。


「その時は魔王様。是非魔界の掟に基づいた公正なご判断とご助力の程、お願いいたします」

 

 魔王に向き直り、ラウレティアが薄く光る掌を差し出して握手を求める。



「お、おお。何か知らんがウチの国で協力できる事なら……」


 優雅に微笑むラウレティアに、35万年間異性に縁のなかった童貞魔王がだらしなく鼻の下を伸ばして握手をしようと手を伸ばした。


「魔王様、少々お待ちを」


 魔王が美姫の手を握る寸前で参謀が遮る。

 牛の頭蓋骨さながらな風貌をした参謀が、その眼窩に灯る青い炎をラウレティアの差し出した手のひらへと向ける。


「なるほど。随分と大胆な事を提案なさいますな、ラウレティア様。悪魔を出し抜いた等と吟遊詩人たちに歌われるだけあって、実に悪辣でいらっしゃる」


 辛辣な参謀の物言いに、ラウレティアはしかし表情一つ変える事はない。


「第一王位継承権を持つ前妻との子供を排斥し、あなたの宿す子に王位を継がせるという国家簒奪の共謀についての提案は、一たび保留とさせていただきます。助力の範囲、こちらへの見返り、この先お互い連絡を取り合いながら徐々に話を詰めていきましょう」


「え? 参謀、急に何言ってんの? そんな話してなくね?」


 いきなり国政の話を切り出され、ついていけない魔王が参謀とラウレティアを交互に見る。


「そんな話をしてるんですよ、魔王様。魔界の掟、つまり弱肉強食の掟に従い弱い者は例え王位継承権が上の者であろうと排除されるべきだ。これより宿すであろう優れた我が子こそが王位をつがせるにふさわしい。その為の王位簒奪の協力を持ち掛けられているのですよ」


 参謀が、ラウレティアの発言の裏の意図を魔王にかみ砕いて説明する。


「あと魔王様、ラウレティア様の手には契約魔法陣が浮かんでおります。同意の下に手を握れば魔王様の意思は契約の完遂まで縛られます。ましてや相手は魔法に長けたダークエルフを束ねる王族。解呪は困難を極めるでしょう」


「げ、マジで?」


 参謀の言葉に、あわてて魔王が手を引っ込める。


「あら、バレちゃいました?」


 依然変わらぬ笑顔を見せるラウレティアに、魔王の背筋に冷たいものが流れる。

 そんな様子を見て、娘の父であるザンフラバが、クックック、と喉を鳴らして笑った。


「どうです、魔王様。我が娘、中々の器量良しでしょう? 此度の提案、是非とも前向きに検討して頂きたい。事が成った暁には魔王様の庇護の下、魔王連合国の更なる繁栄をお約束いたします」


「う、うむ。あれだ、良きに計らえ。参謀、なんか提案あったらお前受けとけ。俺はアレだ。結婚式に持ってく贈り物とか決める係な! お前、その他全部!」


 しどろもどろになって、若干うろたえ気味な魔王を尻目に参謀が話を進める。


「……ま、そっちの方が話はスムーズなんですけどもね。ではご両人とも、先の相談について何か提案がありましたら、魔王様の命により以後は私に。あまりふざけた態度を取ると、その良く回る頭を物理的に一回転させますよ」


「おお、怖い怖い。肝に銘じておきますよ」


 ダークエルフの王がにやけ顔で大げさに肩をすくめた。

 話が一区切りついた所で、ラウレティアが謁見の間を見渡しながら尋ねた。


「ところで、魔王様にもお世継ぎが産まれたというお話を伺いまして。出来ればお会いしたいと思っていたのですが。ええと、でも魔王様は確かお相手はいらっしゃらなかったはずですよね?」


「そ、そ、そんなことねーし! 俺、魔王様だかんな! 相手なんてそりゃあもう毎朝毎晩とっかえひっかえで……」


 どうにか見栄を張ろうとする童貞のたわ言を参謀が遮る。


「はい。魔王様は生まれてこの方35万飛んで35年間マトモに女性から相手にされた事のない童貞であらせられますゆえ」


 参謀の言葉にダークエルフの王ザンフラバが笑いを噛み殺し、ラウレティアが憐みの目を魔王に向けた。


「待てコラ。お前なんで主のデリケートかつプライベートな事をどストレートに晒しちゃうの? もうちょっとこう、言い方とかさ……」


 魔王からの抗議の声を無視して、参謀が語る。


「しかしつい先週、処女懐胎、いえ童貞出産をなさいまして。その時にお生まれになられたのが、あちらの魔王国第一王女、ペケ子様になります」


 参謀に手で差し示された先には、大理石の柱の近くでメイド長とあっちむいてホイに興じているペケ子がいた。


「まあ可愛らしい! 魔王様、ご挨拶してもよろしいでしょうか?」


「お、おお。仲良くしてやってくれ」


 元来、子供好きなのだろう。

 ラウレティアの本心からの提案に、魔王が許可を出す。


「あっちむいて……ん?」


 鼻をヒクヒクとさせているペケ子を見て、メイド長が首をかしげる。


「初めまして、ペケ子様。私、サザンランド深林国の第一王女、ラウレティアと申します。どうぞよしなに」


 ラウレティアの優雅なお辞儀に合わせ、ふわりと柑橘系の果物を思わせる甘く爽やかな香りが漂った。


「はー、こりゃまたご丁寧に。ホレ、嬢ちゃんも挨拶返してあげな。王女様なんだしな」


 メイド長がペケ子の小さな肩を叩いて挨拶をするように促した。

 が、ペケ子は顔をしかめてイヤイヤと首を振りながら後ずさる。


「あらあら、どうしたの? 人見知りかしら」


 大理石の柱に背を預け、まるで追い詰められた小動物のように身をよじっているペケ子に、ラウレンティアがゆっくりと近寄った。

 ペケ子は息を止めているのか両手で鼻を押さえ、近寄るラウレティアを見上げている。

 人見知りで緊張しているのだと考えたラウレティアが、警戒心を解くために身をかがめてペケ子の頭を撫でようと手を伸した。


「怖がらなくても大丈夫よ。お友達になりましょ……」


 ズビュっと、濡れた音が謁見の間に短く響く。

 伸ばした手は、ペケ子の頭を撫でる事無く中空で何かに縫い留められ、ビクビクと痙攣している。


「うげ」


 目の前の惨状に死神が呻く。

 ラウレティアの体は手と言わず足と言わず首、顔面、腹、胸、眼球、全身を無数の針に貫かれ、中空に縫い付けられていた。

 針の出どころは、両手で鼻をふさいでいるペケ子だ。

 ペケ子は海に住むウニか何かのように全身から硬質の針を生やし、ラウレティアの体をハチの巣状に貫き中空にピン止めにしていた。


 指先でみかんを貫いたときのように針は一瞬で戻り、イガグリ状の体になっていたペケ子の姿も元通りになる。

 ドチャっと全身針串刺しにされていたラウレティアの体が石畳に落ちた。

 無数の針に串刺しにされた体はビクビクと痙攣を続け、穿たれた穴から大量の血が噴き出していた。

 濃密な血臭が立ち込める中で、ペケ子が鼻から手を放して汗を垂らしながら深呼吸している。

 どうも、ラウレティアの付けていた柑橘系の香水が苦手なみかんの匂いと似ていたため、近寄られて息が出来なかったようだ。

 華やかな芳香が血臭にかき消された今、ペケ子は深呼吸して思う存分空気を肺に送り込んでいる。


「ラ、ラ、ラウレティアアァァ!?」


 血相を変えて愛娘の下へとザンフラバが駆け寄る。全身くまなく穴だらけのラウレティアは、どうひいき目に見ても即死している。


「い、医者だああああ! 医者をよべえええええ! えーーーらいこっちゃえらいこっちゃえらいこっちゃあああああああ!」


 来賓の娘がいきなり身内に惨殺さるという光景を目にして、魔王がパニクりながら医者を呼ぶ。


「医者は手遅れですね。メイド長、お願いします」


 参謀が、冷静にメイド長に指示を下す。


「あーはいはい」


 命を受けたメイド長が大鎌を振るい、死に絶えているラウレティアの喉元に突き刺す。


「な、何をするキサマ!?」


 亡骸をさらに傷つける行為にザンフラバが声を上げるが、メイド長の死神は取り合わない。


「あー、ごめん。エルフさんちょいと離れてな。巻き込まれると、あんたも死ぬぜ?」


 大鎌に突き刺されたラウレティアの喉から黒い霧が湧き出し、全身をくまなく包む。


「オッケー。これで魂はとりあえず戻した。いやー危なかった。さっすがダークエルフのお姫様。適性があってよかったよ」


 ふいー、とばかりにメイド長が額をぬぐう。もっとも、骸骨の体をした死神が汗など掻くはずはないのだが。


「こ、これは反魂の術!? ということは、む、娘は無事生き返るのか?」


「え、生き返んの? いやー良かった。よその娘さん殺しましたとかマジでシャレにならねえからな」


 ラウレティアの穴だらけの体を包んでいた黒い霧が徐々に薄まっていくのを見て、ザンフラバと魔王が期待に満ちた声を上げる。

 未だ黒い霧に体を覆われたまま、ラウレティアの遺体がゆっくりと立ち上がる。

 やがて黒い霧が完全に消え去った後には、


「カユウマァァァァァァ! 肉! 肉! 肉! ウシャシャシャシャーーーー!」


 一体の血に飢えたゾンビの姿があった。

 体の所々の肉は腐れ落ち、魔界一とも囁かれていた美貌は顔半分ほどが頭蓋骨をのぞかせ、左目は視神経をぶら下げて鼻のあたりまで垂れ下がっている。

 琥珀色をしていた艶やかな肌はその所々が死斑に汚れ、空いた傷口からぐずぐずと腐った体液をまき散らしている。生前の美しさは、見る影もない。


「おおおおおい! 魔王! キサマ、どういう事だあああああ!? どうしてくれるんだ、ええッ!? お、おま、おまえ娘をッ、なんつー真似をしくさりやがるんだ!」


 魔王の胸倉を掴んでザンフラバが渾身の力で前後にゆする。


「いや、その、ちょ、ゴメ、ゴメンって! でもほら、死んでも生きてるわけだしさ。ね? ね? 一旦落ち着こ?」


 首をガックンガックン揺らしながら、何とか魔王が言葉を絞り出す。


「お・ち・つ・い・て、いられるかああああ! 娘がゾンビになっちまったんだぞ!? 戻せ! 戻せこらああああ! テメーもブチ殺してゾンビにしてやろうか! ああ!?」


 娘をゾンビに変えられ完全にプッツン来ているザンフラバが、本来なら敬うべき魔王にむき出しの敵意をぶつける。

 そんな魔王に助け船を出すかのように、メイド長の死神が声をかけた。


「やー、一応あれよ。今はゾンビだけど、娘さんちゃんとアンデッド適性あるから千年もすれば立派なヴァンピーアにでもなっからさ。ちょっと日焼けにゃ弱いけど、見た目もキレーに戻るだろうしオツムの方もその内……」


「千年後だああああ!? じゃあ2週間後の結婚式どおおすんだテメエエエエ!」


 魔王の襟首をつかみ上げながら、ザンフラバが背中越しにメイド長に凄む。


「いやー、そこまでは流石にどうにも」


 頭をコリコリと掻きながら、死神が申し訳なさそうに口ごもる。


「おう、魔王! 俺が今回の縁談にこぎつけるまで、どんだけ苦労したと思ってんだ!? お前、責任取れ! 娘預けっから国上げて責任取って今度の結婚式絶対に成功させろ! 地下王国の引きこもりモグラエルフ共に何一つ疑わせること無く結婚式を完遂させろ! わかったな! できねえならテメエの国への作物、材木、必須医療薬の供給、全部ストップさせっからな! 事構えるってんならやってやんぞオイ! こっちは従う相手が強けりゃ何でもいいんだよ! 女神の祝福でも受けて天魔大戦の再現でもしてやろうか! ああ!?」


「いや、その、うん。あの、ね? わかった! わかったから! 何とかするから!」


 目を血走らせていきり立つダークエルフの長を、何とか言葉で宥めようとするが、そんな魔王の言葉が届くはずもない。


「あ? わかったのか? わかったんなら約束の握手だ。結婚式を成功させる。出来なきゃテメエの全財産をもらう。さあ、仲直りの握手しようぜ魔王さんよおおお!」


 バチバチと、手から強烈な呪いの波動を放ちながらザンフラバが握手を促す。その掌には、禍々しい契約魔法の呪印が刻まれていた。

 娘が魔王に行おうとしていた契約魔法など及びもつかない強烈な制約の掛けられた呪いの握手だ。承認と共に手を握り返せば、契約不履行時は完全に術者の操り人形になる。

 その呪印の威力に顔をしかめながらも、魔王はおとなしく握手に応じた。


「うぎゃああああ!」


 魔王の全身が雷で打たれたように焼けこげ、呪いが全身に焼きこまれる。


「じゃーなー魔王! 精々結婚式の段取り、頑張ってくれや。言っとくけど失敗したらお前、マジでブチ殺すからな。全財産にはお前の命も含まれてっからよ。あばよ!」


 ペッと唾を吐き捨て、ダークエルフの長が転移魔法陣を展開して姿を消す。

 強烈な呪いを受けてコゲている魔王を見て、参謀が尋ねた。


「どうされます、魔王様。お辛いようでしたらメイド長に頼んでゾンビにしてもらいますか?」


「……それだけはヤメて」


 謁見の間の中央では、ラウレティアが死神の肩に噛みついていた。


「ナンコツガウメエンダヨッ! ナンコツガァァァァァ!」


「ああああクッソ! かじりつくなって! 俺の体はオメーのエサじゃねえんだ! 離れやがれこの腐れゾンビ! じょ、嬢ちゃん、ちょっとこのゾンビ剥がすの手伝ってくんない?」


 死臭をまき散らしながら繰り広げている死神とゾンビの鬼ごっこを、ペケ子が鼻を押さえて首を振りながら眺めていた。


ウエディング・ヘル(その2)……END

【謝罪と次回更新予告】

予定してた日にちより一日遅れて投稿することに。

いやほんとすいません。

そしてすいませんついでに、次回の更新もちょいと一日予定ずらします。

ええと、次回は4月10日の月曜日ですね。

くそ、次の次からは木曜と日曜更新に戻してやる!

そんなこんなで、申し訳ないですけどまた少しお待ちいただけると有難いですわ。


【補足】

サザンランド深林国が封蝋に使っている国印の花はエンジェルトランペットって花ですね。

金管楽器のトランペットを下に向けたような形してる白い可愛らしい花なんですが、おもいくそ猛毒で誤って口にしたら呼吸停止して死ぬ事もあるとか。

なんつーか、あいつらダークエルフは親近感覚えてあの花を国印に選んだんすかね。

作者の熊が言うのもアレですが。


んでは以下いつもの。




最後までお読み頂き有難うございます!


よろしければ、こちら↓↓↓の広告下にございます「☆☆☆☆☆」欄にて作品への応援を頂けますと、今後の励みとなります!

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― 新着の感想 ―
エピソード11、拝読しました。「ラ、ラ、ラウレティアアァァ!?」の部分、爆笑しました。一緒になって叫んでしまいました。
[一言] 魔王様…………この親にしてこの子ありって諺、知ってるか?(笑)
[良い点]  さすがに初回で読ませていただいていた時には思わなかったのですが。  既に後の展開を知っていると、生前?のラウレティアさんの黒い発言って、どことなくバイオハザードの研究とかする人の思考回路…
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