ある科学者の手記
【前提】
・語彙力も表現力も無い
・n番煎じ
・若干不謹慎
20××年──感染症ウイルスにより、人類は〝外〟へ出られなくなった。
人との関わりは全てタブレット端末で行われ、人類滅亡の危機が迫っていた。
このままではいけない。
そう思った我々が目を付けたのは、ゲームなどで使われる〝VR〟技術。
我々は各国のゲーム製作会社と手を組み、元々サバイバルゲームなどに起用されるはずだった最新技術を改良、人類の新たな生活の拠点とした。
〝データ上の身体と現実の身体をリンクさせ、VR空間に投影させる。
VR空間のアバターが運動をすれば、その分だけ現実のカロリーも消費される〟
この投影技術の応用で、A地点→VR空間→B地点と、VR空間上で売買が出来るようになり、人類は滅亡の危機を逃れたのであった。
ただ、唯一の懸念点は、VR空間で動いている身体が〝アバター〟ということになる。
最新技術により、データ上の運動量を現実の身体にリンクさせることは可能となった。
だが、あくまで〝アバター〟〝データ〟…つまり、機械なのである。
いくら身体を動かしても疲労はないし、汗もかかない。
これだけを聞けば利点に思えるかもしれない。
だが、人類は〝爽快さ〟を忘れられなかった。
〝息苦しくて、シャツが張り付いて、気持ち悪い。
だけど、そよ風が涼しいし、やり遂げてやったという高揚感〟
そういうものがデータにはなかった。
満足にスポーツを楽しめなくなった者達に向け、このVR空間の管理者──つまり、我々は、とあるゲームを立ち上げた。
それが『All Members Battle』…通称・AMBだ。
〝AMB〟は瞬く間に人気コンテンツとなり、学校に『AMB特待生』という枠が作られるほどだ。
バトルといっても、数々の種類がある。
料理コンテスト、ファッションコンテスト、釣り大会、のど自慢etc…
その中でもっとも競技人口が多く、人気のジャンルは──ランクマッチだ。
〝AMB〟と言われて多くの人々が想像するのは、このランクマッチの事だろう。
アバターという事実を活かした激しいバトル、お互いに読み合い探り合いの頭脳戦、圧倒的な個人技…と、魅了される点を挙げたらこれくらいじゃ済まないだろう。
──ああ、今日も歓声が聞こえる。
宵坏と申します。pixivにも同じ名前で活動しています。
思い付いたお話を好き勝手書いていってます。
読んでくれたら嬉しいです。




