表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/21

ここまで長かった………たった5年だけど

※前書きは茶番なので読み流して構いません


 何が長かったって?そりゃあアレに決まってるじゃないですかお客さん。え?お客さんアレを知らない?そりゃあもったいない。アレってのはですねえ、コレがソレでアレなんですよ。え?お客さん今の説明がわからないんですか?ですからねえ、アレってのはこれがああでこうでソレでそうでアレなんですよえ?今の説明でもわからない?ですから・・・・・・(以後無限ループ)

 魔物を倒して養分にしながら成長してゆくこと5年、私の状態はこうなった。




————————————————————

個体名:なし  種族名:大樹の精霊

成長状況:古代樹Lv.25 女 状態:健康

LP:27500/27500 EQ:25000/25000

MQ:40000/40000 eks:100000/100000

SP:100 PDU:500 MDU:480

MCR:200% ECR:180%

スキル:古代植物、超吸収、統合、貯蓄、

   放出、賢者、暦、完全再生、投影、

   星宮魔法(白羊、双子、天蠍、宝瓶)、

   完全耐性、衝撃反射、魔法吸収、

   地形把握、叡智の書庫、識別、読心、

   結界、眷族召喚

称号:草食魔物の恐怖、大樹の大精霊の後継

EXP:999990/1000000

————————————————————




 なんと、EXPがあと10で進化します!さすがに次は人型になると思う。古代樹の上があるとは思えないし。あと10なら古代植物の自動EXP生成ですぐに溜まるからあとは待つだけ。あと5分くらいで生成時間だからもう気分が高揚して仕方がない。


 ほんとここまで長かったなぁ。とはいっても100年以上かかるだろうと言われていたのを5年で済ませたんだから十二分どころか二十分の成果だと思っているけど。

 でも、来る日も来る日も捕縛と吸収の繰り返し。途中から相手がシードに当たっただけでも倒れるようになってしまったので、それはもう大変な目にあった。死骸より生捕りの方がEXPへの変換量が多かったから生捕りにするためにいろいろ考えたよ。最終的に白羊魔法のソーンウィップで直接捕縛するようになって一工程抜けたから効率も上がったのは僥倖だったけど。おっ!




————————————————————

EXP:999990/1000000→1000000/1000000

最高Lv.到達により進化します。

————————————————————




 Maxになったからついに進化だぁ!今までの進化とは違って新たに自分の身体が形作られる感じがする。あ!手足の感覚が、指の感覚がある。馴染んだ(正直ほとんどベッドだったからそうでもないかも?)感覚に胸が躍る。

 変化が止まると視点は樹の頃と比べるとかなり下がっていた。まぁ人と樹じゃあ全高に差がありすぎるしね。

 そんなことはどうでもいいのですけどさ、姿見ください。自分の姿を確認しときたいのですよ。いつもの透明ご都合小窓さん出てきてください。あ、出てきた。そうそうこれこ、ふぁっ!?




———————————————————

髪色:薄桜色  髪型:セミロング

眼色:琥珀色  人種:ハイエルフ

身長:102cm  体重:17kg

身体年齢:5歳  衣服:白のワンピース

特徴:右手と左足に蔦が絡みついている

———————————————————




「え?なにこれ。ちょっと小っちゃくない?なんでなんで?」

 声がはっきり出てることにも気づかずに私は混乱しています。髪や眼の色や人種については今更もうそういうものだと割り切って、

「なんで小っちゃいの!?説明ください!」



 ちょっとそこ!閉まらないなんて思ってませんか!怒らないので手を挙げてください!………じ、自意識過剰だったかなぁ。あ、やっぱりいるんじゃないですか!…?さっきも言った通り怒りませんよ。


 なんせ私もそう思っていたので///


 主人公が辿った成長の軌跡は、種子→芽→苗木→若木→成木→大樹→古代樹です。苗木まではLv.10で進化、若木以上はLv.25で進化します。合計EXPは10000000ほどです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ