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45コマ目 未来(現在)の自分と過去の自分

どうも、最初の方に思いついていた話を急に投稿しだす人です。

誕生日なのでしょうがないね(?)

 

『お前は誰だ!?』


『ん?』


 真っ白な空間で誰かの声がした。

 そもそもここがどこなのか、どうしてここに来たかすらわからないがとりあえず声の主を確認する。


『お前は…俺?』


『は!? 俺な訳ないだろ! 俺は女子じゃない!』


 俺がいた。

 ただし、顔が変わる前の。まだ普通の、一般的な男子高校生だった頃の俺だ。


『懐かしいな…』


『懐かしい!? え、何? どういうこと? 俺を知ってるのか?』


『お前からすれば未来の俺ってところかな。』


『は???』


 恐らく、コイツはこれから自分に起こることを全く知らないのだろう。

 顔を変えられることとか、変な木の実のせいで性別が変わることとか、そもそも異世界に迷い込むことすら知らない。


『いやいやいや、流石にあり得ないだろ…え、何? 俺性別変わんの? 整形まですんの? なんのためにそんな手術を?』


『手術じゃない、不可抗力でこうなる。』


『どういう不可抗力が働いたらそうなる!?』


『あー…お前はいつの俺だ?』


『え? いつのって…6月?』


『あー、夏休み前か…夏休みは超大変だぞ。こうなる。』


『俺夏休み開けたらそうなんの!?』


『あと性別は変わってない。男だ。』


『男!? え、だって完全に顔が女…』


『女にもなるぞ。』


『なんの!?』


『男に戻ってもこれだからもう完全に逃げ道ふさがれるぞ。』


『えぇ…なにがあったらそうなるんだよ…』


『まずは異世界に行きます。回避は不可能なので諦めましょう。』


『まずはじゃねーよ異世界行くの俺? っていうかなんでRTAの解説風?』


『そしてそこからは死ぬほど大変です。何回も死にかけます。』


『未来が怖い…』


『しかし窮地でも意外と機転を利かせれば何とかなります。仲間や自分を信じて戦いましょう。』


『急にすげーそれっぽいアドバイスしたなって思ったけどふわっとしてるな。』


『まあネタバレしすぎてもなあ。』


『もうお前の外見そのものがでっかいネタバレなんだけど。』


『なんもいえねぇ。』


『異世界行くってことはなんかチートな能力でもあるのか?』


『一応な。最初はそれで戦うけど中盤から武器とフィジカルである程度行けるようになる。』


『フィジカル? 貧弱って訳でもないけど取り立ててすごい訳でもない俺の?』


『ああ、オリンピック選手並みの力が出せるし魔法で強化すればその数倍の力が出せる。』


『おおおおお~! やっとお前に会えてよかったって思えたぞ!』


『俺そんな厄介者扱いされてたのか…』


 ちょっとがっくり。


『けど代償がその顔かぁ…』


『良いも悪いも避けられない運命なんだからなお前。黙って享受しやがれ。』


『え~…マジかぁ…』


『人生何が起こるかわからないな。』


『わからなすぎるだろ!!』







「…ハッ、夢か!」

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