第三話 リザルト画面!
いつもより短い!
まあ、とりあえずアレだ、
そのーー進化の事だ。さっき
《進化可能な状態となりました》
って言ってたよね?あれってどう言う事なの?
《その言葉の通り進化が可能になりました。進化しますか?》
進化ぁ?それって俺が強くなっちゃうやつ?
《そう言う解釈で間違っていないかと》
なるほど。
この動けない種生活(芽は出ているが)から脱出(多分)できるわけだな?しかも強くもなれるし。
まあ、後だな。怖いし。
そういえば進化にはどんなデメリットがあるんだろう?
《進化先選択後は意識が飛びます。進化先のレベル1は今よりステータス低いです。》
意識飛ぶの!?!?!?
やっばやんない方がよくね?
しかも一時的な弱体化かぁ……。
じゃ逆にメリットは?
《強くなれます》
そりゃそうだよ!
うーん進化した方がいいのかなぁ?
あ、【純樹創操】で自分の体囲えばいいんじゃね?
《可能です》
やりぃ。じゃそれで大抵のことは大丈夫だろ。
これ以上どうしようも無いしな。
じゃ、進化しますか。
進化先をおなしゃっす。
《此方が一覧になります。》
〔ローワープラント ランクE ローワーシードがそのまま順調に進化していったもの。ローワープラントからなる葉は、薬草とされ重宝される。動けない。〕
〔魔法種ランクE - 魔法に特化した種。種の状態だと弱い。
が、進化すると強くなる。魔法で動くことが出来るが、種系統固有スキル【光合成】がなくなる。〕
〔コンバートプラント ランクF + 【思考加速】を持っているとなれる種族。スキル【念話】を取得し、人間と会話できる。人間と共存が出来る…かもしれない。【念話】どうしで会話できる。動けない。〕
…どうしよ。
一番ランクが上なのはローワープラントなんだけど、薬草になるのか…それってあれでしょ?人に自分の体ブチってやられるわけでしょ?
痛いよね、多分。しかも結局動けないし。
魔法種が一番いいんでねぇの?
動けるし。ま、種のまんまではあるけど。
コンバートプラントは一番無いな。
人間と共存とか無理だろ。どうせ、
『こ…こんにちは』
「シャベッタァァァァァァァ!」
とこうなるはずだ。もしくは、
『こ…こんにちは』
「え…きも。○ねよ」
ザシュ『ギャァァァァァァ』
とこうなる可能性もあるし、コンバートプラントは無しだな。
となると結局動ける魔法種か?やっぱそうだよな。
よし!魔法種にしよう!種だが、それ以上にこれからを見据えての進化だよな。
で、どう囲もうかな、やっぱ豆腐型だよな。『【純樹創操】』っとじゃあ
魔法種に進化お願いしまーす!
《魔法種に進化します。昏睡状態に移行します………》
《完了しました。進化を開始します。》
マジックシード編スタート!!
ローワー時代が短すぎたんや。サクサク進んでいい感じィ!