第十三話 対策!
第十三話 対策!
「あ、毒くらっちゃってるりらね。【解毒】そして【回復】」
あ、危ねー。危うく死ぬとこだったわ。プリマヴェーラが【解毒】持っててよかったー。
回復系統の魔法使えたんだ。
「で、これからどうするりら?といっても迷宮に挑むためにレベルアップしかないりらけどね……」
『挑まなくてもよくない?もう死ぬのは怖いし、さっきのでそれを十分実感したし。別に森の主を倒さなくても生きていけるでしょ』
「~~~~~ッ! ああ!もう!これだけは言いたくない……というか言ったらダメりらなんだけど、迷宮の日記の中には【人化】が入っているりら。流石にこんな森の中で人生もとい種生を終わらせたくはないりらでしょ?」
【人化】!?【人化】……【人化】かぁ……かなり魅力的だな。うーんめっちゃ欲しいぞ。
『まぁ、そりゃそうだけど』
「じゃ特訓あるのみりら!」
『……わかった。やろう!やってやるよ!』
「そのいきりら!いつかまた森の主にも会うだろうしその為にも今ジュンが覚えられて強さに直結するのは【魔法ストック】りら!」
【魔法ストック】っていうと魔法をストックできるのか。だからなんになるんだ?
「あーっ!今だからなに?とか思ったりらでしょ!」
当たってるぅ!怖い!
「ふっふっふっ……ジュンは甘いりらねぇ。このスキルのすごいところは【長文詠唱】を使用した魔法もストックできるってことりら!これがどれだけすごいか、ジュンなら分かるはずりら!」
『威力の高い魔法が詠唱なしに使える!』
「いぐざくとりぃ!そういうことりら!」
「あいつが持ってた【多重魔法】は【魔法ストック】とは同系統のスキルりら。今、【多重魔法】は条件を満たしてないし、条件の達成が難しいりらから、【魔法ストック】を覚えるりら。取得条件は、魔力塊を体内に二つ作ることりら。」
『魔力塊?』
「そうりら。魔力塊はその名のとおり魔力の塊りら。作るには魔力を一点に集中させる必要があるりら。魔力塊を作れるようになると魔力の一点集中ができていいりらよ。」
んー【魔力操作】は精密には自動でやってくれるものではないのかな?操作を円滑にしてくれるだけ?
《そのようです》
そのようです……って知らないの?
《知っている情報しか知りません》
こいつ……エコーさんって世界の情報見るみたいなものじゃないのか?もしかして人がスキルになった?
じゃあその「人」って誰だよ。はぁ〜っ……いや、今は魔力塊を作ることに集中しよう。
そもそも魔力ってのは意思で操れる血液みたいなもんで、操ろうって意思が強ければ強いほど早く、大きな量を操れるっぽい。
それを塊みたいにして……2つ以上……動けぇ!!
うっ!重っ!魔力がこんな重く感じるなんて……。
これをもう一つっ!
《【魔法ストック】取得条件を達成。スキルポイント1000で獲得できます。》
獲得する!
《【魔法ストック】を獲得しました。》
よっし、早速やってみよう。
【魔法ストック】
――――――
なし
――――――
これにストックしてみよう。
えーそうだな、
【魔矢・ストック】
【魔法ストック】
――――――
【魔矢】
――――――
おお、ストックできた!うーん……Lv1だと1個しかストック出来ないからスキルのレベルを上げておくか。スキルポイントで。その前に前回出来なかったレベル上げだな。
「どうやらちゃんと取得できたようりらね。…………今度こそちゃんと狩場に行けるりらね?」
『今度こそ覚えました!』
「よし!じゃいってくるりら!」
―――狩場―――
着けたぁー。今度は主のナワバリを回避出来たぞ。
さ、ここでレベルアップだ!メタリックワームをじゃんじゃんぶち殺すぞ!
……………《メタリックワームを倒しました。経験値を3000獲得しました。【世界樹の花の種】が変更されます。【異界の精霊種】となりました。Lvが3になりました。【異界の精霊種】の効果でスキルレベルを2あげられます。どれにしますか?》
ん?【異界の精霊種】?【世界樹の花の種】から変更されたのか。効果はっと……
〔【異界の精霊種】異世界からこちらの世界に来て、【精霊魔法】をもち、シード系の魔物であれば獲得できる。レベルアップ時にスキルレベルを任意で1上げられる。〕
これはいい!今までランダムだったのが任意になったからなぁ!でも、経験値1.5倍が無くなったのはちょっと辛いかも。でも、強すぎるからしょうがねぇか。
で、上げるのはもちろん【魔法ストック】!
《【魔法ストック】のLvが3になりました。》
よし!このままレベルを上げるぞ!
っし、今のレベルは……17か。かなり長い時間やってたもんな。そのおかげでこのあたりのメタリックワームはいなくなってしまった。魔法攻撃は250を超えた。かなり強くなったはずだ。一旦拠点に戻ろう。
次回!決戦!
(勝つとは言ってない)




