第十二話 森の主!
第十二話 森の主!
前回のあらすじ
スキルのテストをする。
まぁ、もうしちゃったんだけどね。
【精霊魔法】は吸収した精霊の属性のやつになるみたい。俺が吸収したのは無属性の精霊だったらしく、今使えるのは【閃撃】と【強化】だ。
効果はというと
〔【閃撃】高速で移動し、移動している間に生物がいたら切る〕
〔【強化】全ステータスプラス5%〕
だ。
正直言うとどちらともめっちゃ使えるやばい。【強化】はMP消費こそ激しいが、効果時間がそこそこ長く、全ステータス5%アップが強すぎる。【閃撃】は物理なのに魔法攻撃の方でやってくれるらしいし、単純に高速移動として使える。【門】とも組み合わせると高速で異空間を移動できるので本当に便利だ。
【精霊化】については……うん。これは強い。だが、時間が短すぎる。
短期決戦用とするしかないか…………
「終わったりらか?」
『ん?あぁ、終わったよ』
「で、これからどうするりら?」
……どうしよ。
『前教えてもらったところでレベルアップしてくるよ』
「わかったりら。場所はわかるりら?」
『あー多分』
「わかったりら。りらは誓約でついていけないから気をつけるりら」
『誓約?はよくわかんないけど、とりあえず行ってくるわ』
誓約って作った人との約束事みたいなもんかな?
まあいいや、レベルアップしよう。
移動中
っと……どこだっけ
《ここを真っ直ぐです》
ああそうだった……ってうわ!
なんだこれ?蜘蛛の巣?めっちゃねばつく……。
『えもノ ひっかかっタ』
これ【念話】か!?そして、蜘蛛の巣といえば…
森の主!早く脱出しなければ!【風切】!蜘蛛の糸が切れる。
『にがさなイ【追跡】』
やばいやばい!とりあえず【鑑定】!
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種族 フォレストスパイダー ランク C
名前 なし 状態異常 なし
魔法適性 風、土、無
スキルポイント 2400
Lv:31/40 経験値3140/4250
HP:512/512
MP:320/345
SP:320/362
攻撃力 316
防御力 324
魔法攻撃 153
魔法防御 216
素早さ 282
通常スキル
【鑑定Lv__】【魔力視化Lv__】【魔法合成Lv__】【魔力操作Lv6】【なぎ払いLv7】【風魔法Lv7】【土魔法Lv8】【無属性魔法Lv6】【追跡Lv5】【毒生成Lv7】【多重魔法Lv4】【HP自動回復Lv4】【MP自動回復Lv6】
耐性スキル
【状態異常耐性Lv3】【魔法耐性Lv5】【物理耐性Lv8】
固有スキル
【粘糸Lv7】【硬糸Lv6】【繰糸LvMax】
称号スキル
【魔物殺しLv9】【森の主Lv__】【森の蜘蛛Lv__】【同族殺しLv__】
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強すぎる……
今までの敵とは大違いだ!
しかも【鑑定】もちだと!?
『【鑑定】されタ こちらからモ』
うひゃっ!?気持ち悪いっ……全身を舌でなめられてるような感じがする……【鑑定】される側ってこんな感じなのか。
てかどこに逃げる!?どうすればいいんだ!多分今のステータスじゃ勝てない!
『きこえるりら?』
『プリマヴェーラ!どうして?』
念話使えたんだ…
『どうしたもこうしたもないりら!主のテリトリーに入ったりらね!場所わかってなかったりらでしょ!』
『う……うん。』
『まぁ、起きてしまったことはもうしょうがないりら。私のとこに来れるりらか?助けてやるりら。』
『本当?どこにいるの?』
『そのまま真っ直ぐ進むと私が移動できる最大範囲までたどり着くりら。そこまできたらなんとかしてやるりら。』
『ありがとう!マジ助かる!』
『感謝するのは逃げ切ってからにするりら!』
『わかった!』
クソ!話してる間に逃げていたが、追いつかれそうだ!さっき編み出したこれで逃げる!
【閃撃門】!【閃撃】と【門】を組み合わせた高速短距離転移だ。
『はやイナ。こちらモ【風加速】』
早ッ……。【閃撃門】はあまり連発に向いてない!【閃撃】の発動に時間がかかるから!対してあちらは能力上昇系統のスキルだから追いつかれる!もう【強化】はかけてるし……
『【風弾】』
風の弾丸が飛んでくる!避けろ避けろ!
っと!ギリギリだな。【飛行】の速度は一定だし……どうすればいいんだ……
『弱すぎル』
……え?
『スキルの割に弱イ。技術がなイ。経験がなイ。もウ、終わらせル』
は?それってどういう……?
それをいった瞬間目の前に【土壁】がコの字に生成された。
その瞬間、竜巻が起こる。が、それだけだ。
俺を殺すには至らないと直感でそう思った。
が。《【危険察知】発動します。危険です》
痛い!?なんだこの恒常的な痛さは!?
まさか!
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名前 ジュン 状態異常 毒
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毒!?そうか、毒にかかってたんだ!あれは【毒竜巻】だったんだ!
不味い!ここから逃げられもしないし、耐久戦をしようものなら圧倒的にこちらが不利だ。
どうする?上に急速に上がれるスキル……
――
【純樹創操】だ。
木を自分の下に生やして急速に上がるんだ!急げ!
【純樹創操】!
スボッ!ドドドド!
木が、どんどん上に上がっていく。
『逃がすカ』
そう言った瞬間糸がこちらに伸びて来るが、木の成長スピードの方が若干早い。
『ダメカ』
おっし!で、このままプリマヴェーラが言ってた地点へ飛び込む!
ウォォォォ!!
「あっ!上からきたりら!っと、とと、
キャッチ!りら!」




