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お嬢様は幼女を堪能しました


「初めましてリリアナ様。レイン・アルフィードです。」


「タニア・ミシェイラだよー」


「アン…アン・ソラージュ。」


ブフォッ…なんじゃこの美幼女達は…!可愛すぎる…!!


い、いけない!ちゃんと返さなくちゃ!


「皆様初めまして。アルデン家長女、リリアナ・リモーネ・アルデンです。本日はお越し戴き誠にありがとうございます。」


「御丁寧にありがとうございますわ。楽しませて頂いています。」


「私もだよー!素敵なパーティだねー?アン!」


「…うん」


尊い…貴すぎるよ…はうぅぅ…


でもこの三人の絡みや話し方何処かで見た気が…うーん…何処だろう…?


多分前世…あー、喉まで出掛かってるんだけどな…


あ、いけない!三人のお相手をしなくちゃ…!



「お料理は口に合いましたか?当家で作った新メニューばかりなんですが。」


「いっぱい食べました!どれもすごく美味しかったです!特にスパゲティーが好きですわ!」


「うん、カラアゲ…だっけ?あれ美味しいー!」


「…私はプリン」


ほうほう…レインちゃんはスパゲティー、タニアちゃんは唐揚げ、アンちゃんはプリンがお好みか。


心のメモに書き留めておく。


シェフにジェシカを通じて渡したレシピで作らせた前世の料理はこちらの世界でも通用した。


ありがとう、前世の料理を作り出した皆様。


「自慢ではないのですけど、私がシェフに頼んで作らせた料理ですの。お口にあって良かったですわ。」


嘘も方便。


どうせ私くらいしか転生したのは居ないだろう。


「えー?リリーちゃんが?!すごーい!」


タニアちゃんからの熱い包容。


あーぷにぷにボディーが素晴らしい。

更に一気に距離を縮めてきた。

良いぞ、もっと来い!


「…流石アルデン家の生んだ宝石姫。すごい。」


アンちゃんからお褒めの言葉頂きましたぁ!


え?何々?宝石姫…って私の事?

恥ずかしいなぁ…。。。


さぁ、レインちゃんも私を褒めていいのよ?


「……」


あら?真っ赤な顔して恥ずかしそうに俯き始めた。


この手の事は苦手なのかな?


その照れた表情が私の虐めたい欲を増長させる。


「それッ!」


私は三人を纏めてハグをした。クンクン…あー、レインちゃん良い匂いがする。


タニアちゃんは柑橘系、アンちゃんは甘い匂いがする!


っと、あまりやりすぎると嫌われてしまう。程好い距離感が大事だ。


キープマイペース、キープマイペース。



「リリーちゃん!今度うちのお茶会に来てよ!またお話沢山しよ?」


程好い距離感で対応した結果、何とか仲良くなることに成功した。


更にタニアちゃんからお茶会に誘われた。


二つ返事で了承すると三人の天使は帰ってしまった。


グヌヌ…今度はもっと仲良くなるぞ!

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