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お嬢様はツイスターゲームを堪能しました

来月二日まで毎日更新です!

私とレインちゃんのツイスターゲーム対決…これは負けられない!


勝てばタニアちゃん、負ければアンちゃんとの対決だ。


総当たり戦にしといて良かった…!


「リリーの番ですわよ?」


ぐぬぬ…既に五巡目がまわっており、五才児の筋力ではそろそろ限界だ…


だが私は負けない!


「リリーちゃん、右手を青だよー!ーーあら、どうしたの?」


ふんぬぁぁあー!


痙攣する筋肉を酷使しながらもその場所へ置いた私。


ってあれ?!レインちゃんの顔が目の前に…吐息が顔に掛かる距離…他、近いよぉー!


興奮と疲労でそろそろ持ちそうにない。


主に私の理性が!!


あ…ダメ…!もう限界…!!


しかし!!


その時、タニアちゃん家のメイドさんがノックして部屋に入って来たことにより勝負は中断となった。


「お楽しみのところ失礼します。お湯浴みの準備が出来ました。入浴後、食事の時間となります。」


「アウッーー」


情けない悲鳴と共に私とレインちゃんはその場で崩れた。


まるでスローモーションの様に落ちてくるレインちゃん。


下敷きになった私の元へレインちゃんが降ってくる。


そんなにキスがしたいのかい、子猫ちゃん?


仕方ないなぁ…


私は唇を尖らせ…


「ーーッツウ…レインちゃん大丈夫?」


私とレインちゃんはキスをした。


けど唇同士じゃなくておでことおでこだけどね…


あぁー、せっかくのチャンスがアァ!


「このくらい平気ですわ!さぁ、汗を流しに行きましょう」


「リリーちゃん、お風呂だって!一緒に入ろー?」


タニアちゃんが手を貸してくれ起こしてくれる。


おっと天使から魅惑的なお誘いが…仕方ないなぁ。



「行こ…?お風呂楽しみ…!」


アンちゃんが私の袖を引いてくる。か、可愛い



「ええ、私で良ければ!」


たぶんこの時の私はこの五年間で培った中で最高の笑みをしていたと思う。


そして悟った…この家は天国だ…。


私はいつ昇天してしまうかもしれない楽園への階段を一歩、また一歩確実に踏み締めているということに…!


要するに理性が持ちそうにありません!

感想を戴きました。この場でお礼を言わせて戴きます!

作者の励みとして頑張らせて戴きます!

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