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200文字小説集 vol.2

“トリックオアトリート” (200文字小説)

作者: 日下部良介

“トリックオアトリート”

玄関先で子供達が声を上げている。

用意しておいた菓子を其々に手渡す。

町内の恒例行事。


“トリックオアトリート”

彼女が悪戯っぽく囁く。

「ねえ、悪戯と私。どっちがいい?」

「勿論君だけど、君の悪戯がどんなものなのかも興味あるな」

「じゃあ、悪戯ね!」

そう言って彼女は僕に絡みつく。


ベッドで横になったまま僕は言う。

「どっちも一緒だったんじない?」

僕の問い掛けに彼女は舌を出して肩をすぼめる。

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― 新着の感想 ―
[一言] すごい、短文なのに呪文を唱える人が前後で 別人になって違う意味に、200文字なのが悔やまれます(特に後半のすごい所をもっとkwsk
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