表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
PR
63/201

時を見る涙

旧日本海軍の、ある艦を(そして最近のサブカル作品に登場するその艦を)モチーフに書きました。

分かる人には、すぐ分かると思います。ただ、若干嘘の情報も混ざってるので、ご存知の情報の深度次第では、違和感を感じられるかも知れません。

いつも、笑いあった仲間。

燃えて、沈んでいく横顔。

どうして、僕は一緒に行けないの?

そう何度も呟いた。


泣き叫ぶ声届かなくて。

水面揺らす涙。

君達の名前を、誰も呼ばない。

何が、起死回生の作戦だ。

失望したよ。


移された先の海。

不意に足下が爆ぜた。

最後の任、果たせなかったな。

でも、もう、疲れたんだ……


浮かびゆく黒煙、燃える海。

地獄から昇るよう。

僕の名前を、誰か呼んでる。

何が、佐世保の不滅艦だ。

失望したよ。


目を開けるとそこは天国のようで。

離ればなれになった仲間と、戦いを告げるロンド。

頬を濡らすのは、もう、涙じゃなくて。


いい雨だねって、笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ