表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
6/201

空 ここにいる

君を守りたい。

いつまでも、守りたい。

側にいたい。隣にいたい。

君を見ていたい。

君と、共にいたい。

そう、思ってた。


貴方に守られて。

いつの日も、守られて。

側にいれて。隣にいれて。

貴方に見られてて。

貴方と、共にいれて。

もう、終わりだね。


君はもういない。

いつまでも、戻らない。

そこにいない。どこにもいない。

君は生きてない。

君を、ここに見たい。

もう、分かってた。


貴方と歩きたい。

いつの日か、歩きたい。

そこにいるよ。ここにいるよ。

私は生きてない。

貴方は、ここを見ない。

もう、分からない?


貴方に、声が届きそう。

貴方を、呼んでみる。


声が聞こえる。

僕を呼んでる。みんなが、僕を呼んでる。

違う声が聞こえる。

僕を呼んでる。君が呼んでる。

もう、いいよね。

みんなの声を、締め出した。


君を守ってる。

いつまでも、守ってる。

側にいれる。隣にいれる。

君を見てられる。

君と、共にいれる。

そう、笑ってる。


貴方に守られて。

いつまでも、守られて。

側にいれて。隣にいれて。

貴方を見てられて。

貴方と、共にいれて。

今、幸せです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ