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奇跡の対面

「おい、たいへんだ。犯人が捕まったらしいぞ。」スペードが大声で叫んだ。

「・・・なにがたいへんなんだ。朗報じゃないか。」ダウスが大らかな声で言った。

「それが犯人はボコボコされたらしいんだ。」スペードが困惑を浮かべて言った。

「えっ? なんの犯人が捕まったんですか?」ダウスの隣にいたメガネの店員が訊いてきた。

「えっと・・・どうやら朝シュークリームを勝手食べた奴が捕まったらしいんですよ。」ダウスがまた出鱈目な嘘を吐いた。

「シュークリームでぼこぼこですか」メガネの店員は目を大きくさせて「はぁー、本当に最近は物騒だな~」と世界に対して嘆いた。

「それで、マコトはどこにいるんだ。」ファニーがスペードに訊いた。

「なんか、幽霊の出る廃病院の近くらしい、誰か場所分かるか?」スペードが首を傾げる。

「おれ、知っているけど・・・あそこはマジでヤバいぞ。」ダウスが眉をひそめて言った。

「なんだよ。ダウスその体で幽霊が怖いのかよ。」スペードは馬鹿にしたように言う。

「情けねーな。」ファニーも口を緩めた。

「おまえらもいけば分かる。あそこはマジで怖いから。」ダウスは、覚悟しておけよ、と言って漫画喫茶を後にした。

しかし、この後に彼らを待っていたのは幽霊よりも会いたくない人物だった。スペードは三人組みとの再会にバツが悪そうにする。

 そして、何故かファニーのバイト仲間のトミーがいた。


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