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転生するまで 1


僕は普通の高校生だった。少し記憶力が良いだけの。平凡で普通の学校生活を過ごしていた。


そんなある日。少し近道をしようと路地裏を通っていると、その先に見えたのが…車が暴走していて、その車が僕の幼馴染に衝突をしようとしている瞬間だった。その車は居眠り運転だったらしい。幼馴染が車に轢かれそうになった時、僕は幼馴染を助けるために動いていた。


そして身代わりとなった僕は…死んでしまった。助けられたかは分からない。助けられてればいいけど…

でも幼馴染を助けられてよかったかな!…幼馴染には毎日、罵倒されてたけど…あ、僕はドMじゃないからね?これだけは勘違いしないでね?


そうどうでもいいことを考えたりしながら僕は、なにもない暗いところをふよふよと浮いていた。僕は今、魂だけだから。それが死んでしまった証明となっている。


僕はそのまま浮きながら進んでいた。そのまま進んでいると、遠くに小さな光を見つけた。


ん?何あれ。


僕はそう思ったが、ここには他に何もないので、光に近づいてみることにした。光に近づいていく程、光の強さが強くなっていく。光の強さはどんどん強くなり…僕はその光に触れた。その光はとても暖かく、心地よかった。


その光はいつしか僕を飲み込み…目を開けてみると…



…そこは花畑だった。


色々な種類の花が咲いており、とても綺麗だ。心が安らぐ。


でも何故僕が花畑にいるのかは分からない。でもあの光に触れたのが原因だろう。…これ以上考えても答えは出ないと思うので、僕は花畑を進んでいく…


ある程度進んだところで、僕は何かを見つけた。それは…5cmあるかないかぐらいの、小さな小人だった。いや、小人っていうよりは…妖精?だと思う。なぜなら背中に羽があるからだ。


僕はここに妖精がいても驚きはしない。だって自分自身がまず浮いているし。

なら、いても不思議ではない。妖精?だと思われるところに近づいていって、妖精?に話しかけた。


「ねえねえ、君は?妖精なのかな?」


僕が話しかけるとその妖精?はとてもびっくりした表情をした。妖精と思われる子は女の子だった。綺麗な翡翠の目をした、白い髪のとても綺麗で可愛らしい子だった。その女の子は最初はとても慌てているように見えたが、次第に落ち着きを取り戻していった。そして女の子は口を開く。


「君は人間なの?でもなんで人間の魂がここに…」


その女の子は少し警戒しているように見える。確かに知らない人が急に話しかけても怖いと思う。なら怖がらせないように慎重に話すようにしよう。でも、まずは質問に答えたほうが良いか。


「質問に答えると、僕は人間だよ。なんか死んじゃったんだよね。その後に魂になって彷徨っていたら、光があったから近づいて、触れてみたらこうなってたってわけ。」


僕のその話を聞くと、妖精は首を傾けて、何かを考えていた。


「でも、やっぱり、ここに人間の魂が来ることはできないはず…なのになんで君は来れたんだろう…」


そんな事を言っていたが、僕にもよくわからない。

だって、光があったからそこに近づいていって、触れてみたら、こうなっていただけなのだから…


初めまして!白霧兎と申します。この度は読んでくれてありがとうございます!

小説を投稿するのは、毎日が忙しいのでとても時間を開けてしまうと思いますが、 それでもいい方はこれからもよろしくお願いします!

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