5.大阪万博の1年前。2024年
2024年9月13日。
この日、西宮市の応徳学園高等部のハンドボール部キャプテン、日向 月斗が部活のメンバー達と共に異世界へ旅立ちます。
私の異世界モノの小説のプロローグのシーンです。
応徳学園。
これは報徳学園がモデルとなっていて高校野球甲子園出場の常連高でもありました。
男子校ですが、物語の中では創立100年を期に共学校へと変わったという設定になっています。
阪急西宮北口駅のガード下をくぐり駅の南側に出ると西宮ガーデンズという商業施設があります。
かつてここは阪急西宮スタジアム。
阪急電鉄が所有していた多目的スタジアムでした。
その跡地に出来た商業施設で今では駅名も西宮北口駅(西宮ガーデンズ前)となっています。
主人公の住む、西宮市は関西で住みたい街ランキング3年連続1位となっています。
その中でも西宮北口駅周辺は特に人気のある街として有名です。
その西宮北口駅、南側ロータリーを下って行くと尼崎市戸の内から神戸市長田区までを結ぶ山手幹線という道路に差し掛かります。
この山手幹線沿い西向きが観光バスの待ち合わせ場所となっていてここから月斗達は西宮インターから名神高速へ入り京都にある寺で行われる合宿へと向かいます。
バスは出発から30分もしないうちに、天王山トンネル。
作中でも書いていますが、天下分け目の天王山。
このトンネルがこの世界と異世界を分ける境界線として描かれ、ハンドボール部員達は巨大な大木や、巨人の骸などのある異世界へと旅立ったのです。
巨人。かつて私が中学時代に夢中になって見ていたアニメ超時空要塞マクロスに登場する身長約10メートルを越える巨人達の様な存在。
髑髏の大きさだけでも月斗達の乗るバスをすっぽり覆うほどの大きさなのでまだ本編では姿をあらわして居ない巨人達ですが、その大きさは50mから100メートルくらいはありそうですね。
読んでいただいてありがとうございました。
次回は登場人物たちの名前に関する内容です。
是非また読んでください。