3.超時空要塞と私。その2
読んでいただいてありがとうございます。
前回、小学6年の時に放送を開始した「超時空要塞マクロス」の事を書きました。
私がこの作品にハマった1番の理由は登場人物のキャラクターは勿論、バルキリーという可変戦闘機の存在が大きかった様に思います。
アメリカのF-14 トムキャットに似たこの戦闘機は、3段階に変形をするのです。
戦闘機形態、ロボット形態、そしてガウォーク形態と呼ばれる戦闘機とロボットの中間形態です。
ちょうどおたまじゃくしがカエルになる途中で足と手が生えて来た様な形に似てますね。
1.2話を見逃した事を後悔する点として、オープニングのバルキリーの変形シーンを知らずに1.2話を見たとしたら物凄い衝撃を受けたに違いありません。
上空から街中へ降下していく戦闘機がロボットへとしなやかに変形する様は当時の私を虜にしました。
それまでもロボットアニメで変形、合体!といったものはありましたが、このバルキリーの変形は秀逸でした。
実際にある戦闘機に似た兵器がロボットに変形するなんて⁈
そして、これまでのロボットアニメと違って主役メカであろうはずのこのバルキリーが単なる量産機であるということ。
実際、主人公の一条輝は飛行機の操縦は得意ですが劇中、何度も撃墜されてしまいます。
そして入院します。
主人公が入院って⁈
その間も敵との戦闘は続きますし、目の前で部下が敵のエースパイロットと対峙しているところを病院内で目撃したりもします。
それどころか、最終決戦では早々に戦線離脱をしてしまいます。
そう言ったところが人間くさくって大好きな作品です。
出来れば最新技術でリメイクして貰いたい作品です。