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ハッピーエンドな人物名簿  作者: ぴあ
鷹狩学園二年一組男子
4/13

横塚 天鑓(よこつか てんや)

世界:ハッピーエンド

属性:人間 男 英雄

設定:異世界を救う能力と義務を背負う

通称:“還って来た英雄(バースリバース)



 何度も異世界に召喚されてはその世界を救い、おまけに毎度ラスボスだった少女をお持ち帰りしてしまう男。帰宅部。



 世界を救う英雄として異世界に召喚されてしまう性質を持っている。それだけならまだしも、なんやかんやの末に、その世界のラスボス的ヒロインを自分の世界に連れ帰って来る羽目になってしまうのが恒例行事と化している。

 物語開始時点で救った世界は4つあり、物語中にも1つ(ただし劇場版扱い)。その後も数えきれないほどの異世界を救い、その都度ハーレムを拡大し続けている。



 一番最初に異世界へ召喚されたのは、小学五年生の時。精神的にも肉体的にも年相応の不安定な状態であった。


 一年間の修行と旅路の果てに諸悪の根源であった邪龍の封印には成功したものの、その過程でヒロインであるレイの国は滅亡。レイ自身もその身に邪龍を封じたことで世界での居場所を失ってしまい、天鑓が身元を引き受ける形で自分の世界に連れ帰ることとなった。

 この一連の流れは幼い天鑓の心に少なからぬトラウマを刻み、また現実での一年間のブランクは、社会との間に埋められない溝を生み出した。


 結果レイと共に家に引き籠りがちになってしまった天鑓だが、鷹狩結の「生活費を工面する」という条件に釣られて鷹狩学園へと通い始めるのだった。



 その後、数回の異世界転移を繰り返して能力的にも人間的にも大きく成長した天鑓は、レイを含めて「あのとき救えなかった人々をこの世界で救う」ために尽力するようになった。

 最初は救世のやり方など何も分からなかった少年も、三つ目のターニャの世界を救ったあたりで悪い意味で開眼してしまい、それ以降はもう流れ作業で世界を救い続けている。



 異世界で得た経験や能力は、そのまま自分の世界や次の異世界でも受け継がれている。具体的には、


①レイの世界:修行により無数の〈スキル〉を習得。あとどちらかと言うとレイの存在が最終兵器。

②神楽の世界:様々な神と契約し、かつ神楽の〈神託〉である“聖剣コトアマツ”を所持。

③ターニャの世界:多数の〈魔法〉を使用可能に。また、それを発動するための魔力はチート級。

④オーファンの世界:当初から〈カード〉を扱えるホルダーとして覚醒。所有コストもほぼ無尽蔵。

⑤トトミミの世界:魂の分身である〈ファミリア〉に開眼。幻竜“スカイランス”は宇宙遊泳も可能。


などなどの特殊能力を作中時点で所持している(厳密には“スカイランス”は学園祭中に召喚を受けたときに習得した)。



 なお、天鑓のハーレム体質は親の遺伝であるというのが父親である地楯の主張(【異世界を救い続けていたら姫騎士と女神と魔神と奴隷エルフが家に住み着いた件】)。


 天鑓自身はそれを否定しているものの、若干流されやすい生来の性格もあり、わりとヤることはヤっている模様。

 というか、レイの時はそもそも男女のアレコレを知りもしなかったため例外だとしても、それ以降のヒロインとは異世界にいる間に何だかんだで肉体関係を持ってしまっている(色々とやむにやまれぬ事情はあるのだが)。


 それでも一応、天鑓としてはレイに操を立てているつもりでいるらしい。


 ちなみに、地楯は天鑓がどこから少女たちを連れて来ているのか本当に知らない。

 というか天鑓が異世界転移しているという事実にも気がついていないし、天鑓がそれを説明してもそもそも話を聞いていなかったりする。



 三年生への進級直前。

 “二年一組お別れパーティ”の際に再び異世界転移を受ける。

 転移に巻き込まれたレイと共に異次元空間へ落ちていく中で、天鑓はこうなったら全ての世界を救ってみせるとやけっぱちになりながら誓うのだった。



 そして数千年後。

 天鑓の子孫が銀河を支配する神谷都古を討ち果たしたことで、実際に全ての世界を救った英雄として名を残すこととなる。



関連人物:

〇迷宮龍児 親友

〇驫木明日奈 腐れ縁

〇異世界の少女たち 自分が守るべき者


関連物語

 【異世界を救い続けていたら姫騎士と女神と魔神と奴隷エルフが家に住み着いた件】

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