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ハッピーエンドな人物名簿  作者: ぴあ
鷹狩学園二年一組男子
2/13

鳴無 兄眞(おとなし あにま)

世界:ハッピーエンド

属性:人間 少年

設定:他者のフラグを外部から操作できる

通称:“攻略順路(フラグライザー)



 他人のフラグを強制的に操作してしまう能力を持った少年。(美音が帰宅部なので)帰宅部。



 他者の運命の分岐点に立ち会った際、その選択肢を勝手に選び実行させてしまう力を持つ。たとえ兄眞がそれを意識しなかったとしても、「こうなったらいいな」という深層心理に反応して勝手に発動してしまうため、兄眞本人にも制御不可能。

 能力の自覚がない幼少期は、知らず知らずのうちに親類含め多数の人間の運命を主観的に改変してしまっていた。


 そもそも兄眞の一族は、代々運命改変系の能力を持って生まれてくる人間が多かったのだが、兄眞はその中でも『制御できない上に性質が悪すぎる力』と一族内ですら忌諱され続けていた。

 妹の歩眞はそんな兄のために甲斐甲斐しく尽くしていたが、皮肉にもその歩眞の“攻略経路(フラグキュレーター)”によって“攻略順路(フラグライザー)”の本質が解明。以降は“禁忌の才能”として自宅に幽閉され、妹以外の人間との接触がまったくない、ほぼ軟禁状態の生活を送っていた。


 そんな中、兄眞の噂を耳にした鷹狩結が学園に彼を招集。

 当初乗り気ではなかった兄眞だったが、“能力を制御する手段がある”という誘い文句につられて学園へ転入してくることになる(【鷹狩学園へようこそ】)。



 幼い頃から他者との接触を意図的に避けてきたためか、変なところでデリカシーに欠けていたり世間知らずなところがある。

 また、常に厄介者扱いの半生だったため、自己評価もかなり低い。


 その反動からか、遠宮美音によって疑似的に“攻略順路”を封じられてからは、貪欲に他者の情報を収集して関わりを繋ごうとしている。

 一方で、他者にそれ以上の関係を求めることは少なく、基本的に“傍観者の立場”であり続けようと無意識のうちに振る舞ってしまっている。



 終末愛好家の部下相手に本気で激高した際は、文字通りフラグを捻じ切って設定ごと存在を対消滅させてみせた。



 三年生への進級直前。

 “二年一組お別れパーティ”の際にようやく美音へ告白するも玉砕。

 だが宮越優の介入により、『優を間に挟んで美音と3P交際する』という、何だか意味の分からないカオスな人間関係へと陥ることになる。



関連人物:

〇遠宮美音 隣の席、女友達、戦友、パートナー

〇鳴無歩眞 可愛い妹、自身の人間性を引き留めてくれた恩人

〇言峰緒根 悪友、お節介を焼いてくる

〇糸月瀬理奈 メガネ好きの同志(兄眞は否定)


関連物語

 【鷹狩学園へようこそ】

 その他、多数のシナリオに傍観者として参加

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