五木 翔太(いつき しょうた)
世界:ハッピーエンド
属性:人間 男 エンジニア
設定:直感で機械を構築することができる
通称:“猿人機関”
設計図を無視して本能で機械を組み立てることができる青年。ロボット研究会に所属。他、多数の機械系サークルに出張して協力を行っている。
その機械に触れただけで最適化の手段を直感し、そして本能のままにそれを実行できる才能を持つ。
ただ、図面を引いたりしているわけではないので再現性が皆無であり、翔太本人ですらどうやってそれを作ったのか把握していないことも多い。
曰く「作ろう!と心の中で思った時にはすでに作品が完成している」とのこと。
また、機械弄り中は極端に知能が下がって薄ら笑みを浮かべながら工作を行う悪癖があり、それが“猿人機関”と呼ばれる一因になっている。
あと母親が若い頃にストリートファイターをしていたためか、常人離れした異様な怪力を誇っている。
夢はディアのような“人を楽しませることを目的としたアンドロイド”を自分の手で作成すること。
学園では趣味と実益を兼ねて様々なサークルを梯子している。特にロボット研究会や自動二輪車同好会には頻繁に出入りしており、その辣腕を振るっている。また、人守辰美が指揮する“フロンティアライン攻略愛好会”にも、ロボット設計のアドバイザーとして籍を置いている。
幼馴染みの葉月牧奈とは現在恋人関係(【五木翔太とデウス様】)。
翔太の牧奈への執着はもはやヤンデレの領域であり、彼女を害する人間には一切容赦なく鉄拳を振るう。これが“猿人機関”と呼ばれるもう一つの要因。
幼少時は“天才モード”の牧奈に思いっきり振り回されており、彼女に付き合うことに内心ウンザリしていた。
そのため小六で初めて別クラスになったのをきっかけに一気に疎遠となったが、その際に父を亡くした牧奈は精神崩壊。おまけにそれまで虐げてきたクラスメイトらからのひどいイジメの対象となり、翔太がその事実に気がついたときには、牧奈は心身ともにボロボロの状態となっていた。
結果として、怒りと自己嫌悪の狭間で暴走した翔太が“血雨の惨劇”を巻き起こし、五木家と葉月家はその土地から引っ越すことを余儀なくされる(【咆哮するは我にあり】)。
その後、鷹狩結の“司法取引”の条件として鷹狩学園に通うことになったが、精神崩壊した牧奈の介護は翔太の心をさらに蝕んでいた。
中学三年生の夏。五木家と葉月家の合同温泉旅行の場で、うっかり飲酒した翔太は酔った勢いで牧奈を強姦してしまう。
しかし、幸運にもそのショックで牧奈は精神障害を克服し、新しい人格と翔太への恋心を取得。二人は周囲に促されるままに恋人として付き合うこととなる。
三年生への進級直前。
“二年一組お別れパーティ”で翔太は婚約を表明。
二人が十八歳になると共に婚姻届けを提出し、高校生夫婦として高等部でもちょっと知られたバカップルとなる。
関連人物:
〇葉月牧奈 恋人、幼馴染み、償いの相手
〇久留間草宗 親友、機械弄り仲間
〇人守辰美 親友、ゲームのアドバイザー
〇如月刹那 『翔太と牧奈』が好きな自称愛人の後輩
関連物語
【五木翔太とデウス様】
【咆哮するは我にあり】