ゲーム開始
ゲームタイトルは"パラドックスフェンサーオンライン"略称はPFO
インストールを終え母が作ってくれた夕食を食べPW4のコントローラーを握りタイトルとOPが流れた。
OPは音楽も作画も良く感動していた。
「リ◯ンクスタート!!!!」
と何か有名な作品のゲーム開始時に言うセリフをでかでかと叫びゲームを始めたのであった。
「んーと…性別はやっぱ男かな…武器は剣か杖だな~、まぁ接近戦好きだから剣でいいか。魔法も使えないわけでもないしな」
キャラメイキングを済ませ始まりの村"フィリア村"からスタート。
俺は夜から始めたので朝からやり始めた人はもうLv.20前後に達し少し差がついてしまったようだ
「いかんなぁ~出遅れてるなぁ~待ってろよ、すぐ追いついて抜かしてやるっ」
現在Lv.1 PN:Chaser ¥1500コル
「まずはLv上げだな」
そう俺はRPGゲームで真っ先にする事はレベル上げなのだ。1周目では躓く事なくクリアしたいタイプ、欲を言えばラスボスなどを圧倒して倒したいくらい。
2周目以降は最強武器や防具を揃え経験値倍や最高難易度でエクストラダンジョンをクリアするプレイスタイルなのだ。
「サクサクLv上げして金も集めておきたいな…メ◯ルキングとかいねーかなぁ…まぁ今戦っても『"プルン"攻撃を与えられない』って出るだけか」
と小粋なジョーク交えつつ村近くの雑魚を刈りまくった。
時刻はAM2:00を過ぎ気付けばもうある程度レベルも上がりそれなりの装備とアイテムも揃っていた。
「まぁこんなもんでいいか」
そう言ってストーリーを進め始めた。
「結構まだやってる人いるなぁでもまだ3時か」
廃人に時間の感覚はなく何時であろうと関係無かった。
「ギルド掲示板でも覗くかな~廃人向けギルドとか無いかな~」
掲示板を見ると"超絶やり込み軍団"の募集がかかっていた。内容はプレイスタイル:朝~昼、昼~夜、夜~夜、夜~朝の4つの欄にチェックが入っていた
「お、ここガチ勢向きっぽいなぁ、申請しとくか」
申請してストーリーを進めて一旦トイレ休憩を挟み部屋に戻り再開したらアイコンに通知が来ていて開いて見て見たらギルド入団完了との通知だった。
ギルド内では入っている人通しでチャットができもあそこでは最前線に望んでる人が多く攻略などのやりとりがなされていた。
『ばんわ〜^^ 入団させていただきましたChaserですよろしくです!』
『よろ〜』『よろしくぅ』『初めまして!』『頑張りましょう!』『ちぇいさー?さん?名前かっこいいですね!』
「おぉ〜まずまずの歓迎ムードだな」
ギルド入団を済ませ気付けばもうギルド内の人達とのレベル差はほとんどなくとりあえずはひと段落だなと一息つき風呂に入るべく一旦ゲームする手を止めゲームをつけたまま一階に降り入浴をした。
風呂から上がり体を拭き髪を乾かしパンイチで部屋に戻るとやけに部屋が暑く、なんとゲームから熱が発生していたのだ
「あっつ?!なんでこんな熱持ってんだよ?」
そう言いつつも気にする事なくゲームを再開したが、「あぁ〜眠くなってきたな…」それもそうだ日当の仕事をしてきてゲームをし飯を食って風呂も入って疲れもピークに来ていた。普段ならゲームしかしないからそこまでの疲れは感じないのだから。
そこで仕方なく
「とりあえず寝るか…」
布団に倒れ込み3秒足らずで寝てしまった、しかしゲームはつけたまま、これがきっかけであんなことが起きるなんてこの時の俺は思いもしなかったのだ。
ご視聴ありがとうございます。
この作品はスラスラ書けそうなので1日1話投稿して行こうと思おます!
次回3話をお楽しみに!