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EX2「犠牲」

どうも、本編はもう少しお時間ください。

いやーちょっと落ち込んでまして……。


あるデッキと遭遇してしまったんです。

いやーボロボロにやられました。

こっちも最速4ターンで理不尽なエキストラウィンできるのですが、まさかそれよりもはやくたった3ターンで負けるとは思ってもみませんでした。


しかも速攻デッキじゃないんですから質が悪いですね(笑)

正直カードゲームやめたくなりましたし、すごい殺意が湧きましたが、今は落ち着いています。

ムキになって友達を傷つけちゃいけないですからね(-_-;)

作った友達の方も「まさかこんな結果になるとは思ってなかった」って言ってました。


それでは、読まなくてもいい内容ですし、短いですが、もしよろしければ読んでいってください。

 おかしい。絶対におかしい。

 私は、あの世界が作り上げられ、真理が成形されたと同時に、別の役割を押し付けられた。

 神たちは言う。

 「これはお前ができなかったことを一から見つめなおすために与えたものだ」と。

 ふざけるな。

 誰のせいであの星は焼け野原になったと思っているのだ。

 それは間違いなく、私の父である主神のせいだというのに……。

 あの時、主神自らが手を出さなければ、私と、あの方が平和を取り戻していたというのに……。


 私は与えられたことをやりながらも、あのフォルスワールと呼ばれた星で現神が行うことを監視していた。

 どうせくだらないものだと私は思っていたが、全くもってその通りすぎて、呆れてしまうほどだ。

 何なのだ、あれは。

 創造の力で、いらない湖畔は作る。いらない渓谷は作る。雪の国は作る。

 それらは神自らが作ることではない。

 自然の摂理から気づいたときに生まれるものだ。

 星の神とは、それを静かに見守るもの。

 そして、悪しきものが現れた時、助けに応じて力を貸すものだ。

 それまでは何もしなくていい。

 まだ星は生まれたばかりに過ぎないのだから。


 現神の作る世界は本当におかしいものだ。

 普通なら、そこに生を授かったものに任せるところを、全て自分でやっている。

 国も自分で作ってしまい、ましてやそこで現神自身が支配しやすいように、ロストという組織まで作り上げた。

 これは、極少数からなる種族で形成されたデュエルのスペシャリストの集い。

 彼らがこの世界のマスターカードと呼ばれる『カードになることを受け入れた者』を裁く者たちであり、自身もマスターカードという造形物だ。

 まるで支配だ。

 神の力で世界を思うがままに制御する。

 だが、これを神々は称賛する。

 これのどこが「画期的だ」というのか。

 しかし、私が思うようにあの世界はすぐに崩壊するどころか、現神を中心に大きく栄えた。

 もはや、あの世界に賢者の鉱石があることすら忘れているかのように。


 私は本当に間違っていたのか。


 認めなくてはならないのか。


 あの世界は、本来私のものだ。


 だが、私よりもずっとずっと平和を築いている。


 どうして……どうして……あんなことが、ただの神になりたての者できるのだ。


 役割を成しながらも、私の心中、常に頭を抱えていた。

 そして、いつしか私は、現神に文句を言うようになった。

 なるべく困るように、なるべく迷惑になるように……。

 少しずつだが私は、どんどんとその行動がエスカレートしていった。


 そして、いつからだろうか。

 私は『あの星を救う』から『あの星を潰す』という思考をするようになった。












































 私はきっと、間違えているのだろう。狂っているのだろう。

 そう思えているうちならまだ良かった。

 しかし、後悔よりも私は、考えの方が動いてしまった。

 そのための人間を選んでしまった。

 彼らは知らないだろう。

 この先に何が起こるのかを。


 でもそれでいい。


 人間とは愚かな存在だ。

 どうせ気づくことなどない。

 賢者の鉱石に溺れたように、それが罪深きことなんて誰も思わなかったのだから。


 

最後に一言。

みんな!蜂を使うならリアルファイトに及ばない程度にね!

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