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朝昼夜。今日を生きるあなたへ

掲載日:2026/05/31

生きていると、頑張らなければならない日があります。


けれど、人はいつも強くいられるわけではありません。


この詩は、忙しい毎日の中で少し疲れてしまった私へ向けて書きました。


でも、これが誰かの、ほんの少しでも、心を休める時間になれば幸いです。


※追記

少し早いかもしれないけれど、もうお休みします。

寝る前にカーテンを閉めようとしたら、雲ひとつ無い空に浮かぶ満月ひとつ。

嬉しくなりました。ありがとうございます(*人´ω`*)

『朝昼夜』


──朝が来る。


 窓の外では鳥が鳴き、まだ少し冷たい風が、眠りの名残をそっと揺らしていく。


けれど朝は、誰にとっても希望の色ばかりではない。


起き上がるだけで精一杯の日もある。


今日という一日を思うだけで、胸が重くなる朝もある。


それでも朝は責めない。


昨日より元気でなくてもいい。


大きく前へ進めなくてもいい。


ただ目を開けて、ここにいるだけで十分だと、朝の光は静かに告げている。



──昼が来る。


 人はそれぞれの場所へ向かう。


働く人。学ぶ人。誰かを支える人。懸命に生きる人。


そして、立ち止まる人もいる。


見えない荷物を抱えている人もいる。


他人には分からない事情。口にできない不安。捨てられない責任。ほどけない縁。


昼の世界は忙しく、時に人を急かす。


もっと頑張れ。もっと早く。もっと強く。


そんな声が聞こえてくることもある。


けれど本当は、人にはそれぞれの歩幅がある。


飛べる鳥もいれば、羽を休める鳥もいる。


遠くまで渡る鳥もいれば、途中の枝で風をやり過ごす鳥もいる。


どちらも間違いではない。


風に逆らい続ければ、 翼はいつか傷ついてしまう。


だから疲れたなら、少し休んでもいい。


立ち止まることは、諦めることではない。


明日のために、今日を守るという選択もある。



──やがて夜が来る。


 賑やかだった世界は静まり、 空には星が浮かぶ。


夜は不思議だ。


昼の間は平気だったことが、急に寂しく思えたりする。


忘れていた後悔が顔を出し、遠い記憶が胸を叩くこともある。


「あれで良かったのだろうか」


「もっと違う道があったのではないか」


そんな問いが、暗闇の中で大きく見える夜もある。


けれど夜は、答えを急がせない。


答えが出ないまま眠ってもいい。


解決しないまま朝を迎えてもいい。


人は機械ではない。


傷つく日もある。迷う日もある。何もできない日もある。


それでも生きている限り、物語は終わらない。



朝が来て、昼が過ぎて、夜が訪れる。


その繰り返しの中で、私たちは喜びも悲しみも抱えながら生きている。


しがらみがあり、責任があり、失ったものがあり、手放せないものがある。


けれどそれらを抱えながら歩くあなたを、誰かが見ている。


たとえ誰もいないと思う日でも、空は見ている。風は知っている。季節は覚えている。


だからどうか、今日の自分を責めすぎないでほしい。


遠くまで飛べた日も、飛べなかった日も、どちらも確かにあなたの人生だから。


疲れたら休もう。


泣きたいなら泣こう。


笑える日が来たら、その時は笑おう。


朝も、昼も、夜も。


あなたがここにいることを、静かに肯定しながら、今日という一日は流れていく。


私は、ひとこと言葉をこぼす。


「おつかれさま」、と。



朝が来て、昼が過ぎて、夜が訪れる。


それは当たり前のようでいて、実は誰にとっても同じではありません。


頑張れる日もあれば、休む日もある。


この詩が、「立ち止まることも生きることの一部なのだ」と思い出すきっかけになれば嬉しく思います。


どうか明日も、あなた(わたし)の歩幅で。m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
共感しました。優しさと癒しのある詩をありがとうございます。 最初に拝読した時は、ちょっと涙ぐんでしまいました。 自分の歩幅で、ですよね。 まなぐちさまもお疲れのご様子、頑張っているご自身にもぜひご褒美…
救われる言葉です。 わたしも毎日介護でてんやわんやですが、 そっと心に触れてくるような素敵な作品でした。
疲れますがともに歩いていきましょう。 なろう友達様。
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