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暗殺者と擬似暗殺者

その後も回ったが目新しいものは見つけれないまま時間になって、俺たちは別れた。

特にやることもないし一人で街を回ろうかと考えていた。

まぁ、普通に誰かと一緒の方が回りやすいし寂しくないけど別に大丈夫だ。

 さて、これからどこに行こうか。


「あの…」

 俺はどうしたものかと考えていると急に後ろから声をかけられた。

 ビクッとして振り返るとそこには、見慣れない女の子がいた。

 髪の毛は黒で目は隠れている。黒いフード付きマントを着て元々隠れてる顔を更に隠してる。胸はちょっと大きい。多分D。いやEか?

最上さんとは正反対の印象だ。

 ってそんなこと考えてる場合じゃないな。

 気配がしなかった事から暗殺者だ。

 しかも、かなりのやり手だろう。

C級。いやB級程か?

 だか、武器が一切見当たらないのは不思議だ。

 もしかしたら、時空間系のスキルでも持っているのかもな。

 相手が誰だか分からない以上、警戒してる事に勘づかれず、かつ自然に対応することが大切だ。

「君は…誰ですか?」

「あの…私……その……同じクラスの……澪です……」

…………あ、いたわ。

ずっと端の方で寂しそうにしてたな。

クラス内順位(カースト)全員覚えてる俺ですら気づかないなんてよほど影が薄いのか。

まぁ、この子がクラスメイトである以上、危険視する必要はなくなった。

これなら、フレンドリーに接しよう!

「えぇと…何なら、近くの店で話すのは…」

「い…いいんですか?」

「えぇ……お構いなく……」

 よし、フレンドリー作戦は失敗したがとにかく話せそうだ。




            *




「それで……その……私、白石さんに話があって……」

「話、ね。なになに?」

白石さんと呼ばれてる事に多少違和感があったが別に俺も最上さんにはさん付けで呼んでるからな。

最上さんもこういった気持ちなのだろうか。

「その…えと……私が加入してるギルドの《ガイア》で…護衛任務が入ってきたんですけど…人手が足りないらしくて……だから…きょ、協力、してくれないかなと思って……」

 なんだそんなことか。でも、レックスさんに聞いてみないと分からないな。

「とりあえず、レックスさんに聞いときます……なので…その………あ、そういえばですけど……その澪さんのスキルって……」

いやなぜそこでスキルを聞くと自分をつっこんでしまった。そしてこっちもさん付け。

「は、はい!私の……私のスキルは………《隠蔽》です………」

「隠蔽?」

「はい……能力はふたつあって…一つは姿形匂いの全てを消す事が出来ます……そしてもうひとつは………あらゆる情報を非公開にできます………鑑定でもスキルの詳細が見えないようにする……みたいな……」

 えなにそれつよすぎだろ。

 暗殺者に最適なスキルだ。欲しいな。

「なら、職業は暗殺者か?」

「いえ…私の職業は魔法使いです…」

「魔法使い?スキルからして暗殺者と相性が良さそうだけど…」

「いえ…私は持病で体が弱くて……動けても、もって数分程度なのであまり動かない魔法使いが適任かなと思って…でもこのスキルの弱点として発動の度にマナを多く吸われてしまうので…」

 あぁなるほどな。確かに、スキルと職業の相性が悪いことはある。

例を挙げると、タンクに適してるスキル持ちが暗殺者になってもスキルによっては逆に不利になる。スキルがただの防御力強化でも、鈍足になったりとよく考えなければデバフにもなる。

だからこそ、表裏一体の関係にあるスキルと職業には相性がいいものを必然に選ばなければならなくなる。

俺は別に困ってないが、澪さんの場合は魔法に必要なマナも多いいが、それでスキルも多くのマナが必要ならばダメだ。

「それなら効率的にマナを上げる方法とかあるの?」

「そう…ですね。マナをあげる方法は…えぇと…瞑想や自分の職業のレベルを上げたり…ですかね?」

 瞑想か。まぁ一般的だな。

「まぁありがとうな。あそういえばさ、その護衛っていつぐらいにあるの?」

「えっと……明後日ですね…」

「おっけ。すぐ確認してくる」

 そうして、俺たちはその後も話をしながらギルドに向かった。

 ちなみに、俺はこの時気づいてなかったが、普通に女子と会話出来ていた。



            *



「そ…それで澪さんの所の護衛任務に行きたいんですが…」

「ん………」

レックスさんは厳しい顔で澪の方を見た。

「いいだろう……が、澪という少女」

「は、はいぃ!?」

()()()に伝えろ。お前が同行したのみだけだ。そういえ」

「な…なんで私のリーダーの事を…」

「まぁ…色々あってな。《ガイア》の中でもあいつが1番信用できる」

ネクラ?それにリーダーだって?

色々と情報量が多いいな。

「わかりました…では、護衛任務に参加は…」

「あぁ。真人の上官である俺が許可する」


           *


護衛任務行けることになって澪はめちゃくちゃ礼を言っていた。

澪だけに礼を言うってか?

HAHAHA!

____つまらんな今の。

 まぁ気にせずに俺は澪と別れた。

 明後日の護衛任務。

たしか、盗賊から護るとか言ってたな。

戦闘にもなるだろうし、新武器の練習も兼ねて慣れとく為に少しだけ運動してくるか。

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