目覚め
目覚めると王国の医務室にいた。
あれ?たしかに俺、あいつに食われたよな?
でも、腹の傷は治ってるし。跡もない。
そもそも、あいつの見た目を忘れてる。
だけど、とてつもなく恐ろしかったのはわかる。
あれは本当になんだったんだ?
ってそういえばレックスさんは?
「う~ん………探してみるか」
そうして、俺はひとまずギルドに向かった。
*
ギルドに入ると、真っ先にレックスさんが抱きつきてきた。
「真人!お前心配しんたぞ~!コノヤロー!」
とか言いながら嬉しそうにしてた。
やっぱりいつものレックスさんだ。そう思って安心した。
あれから何日経ったのか?レックスさんは仲間思いだから傷ついてそうだと思ったけど、無事だと分かればいつもの調子に戻るタイプなのだろう。
「あ、そういえばあの後…どうなったんですか?」
「あぁあの後だな…」
なになに?めちゃくちゃ真剣な顔になったけど?
「あの後、俺たちは近場にいた悪魔狩猟者達と駆けつけたんだかその時にはダンジョンの入口だった場所にお前が倒れてただけだ。それに、ダンジョンは封鎖されてたし中まで見ることは出来なかったわけさ」
悪魔狩猟者ってのは確か有名なギルドだったな。モンスターの中の悪魔という種族ばっかり追い詰めてるらしい。
それ以上に気になることはある。
「封鎖?」
「あぁ。ダンジョンそのものが崩れたんだよ」
なるほどそういうことか。
「そんで、すぐに王国に運んだら呪いとかはかけられてないってさ」
ん?
「なら…なんで医務室で?」
「一応、預かることになったんだよ。ほら…もしかしたら骨が折れてるかもしれませんし」
「そうですか…わかりました」
そう言って俺は1度トイレに行くといって向かった。
*
個室に入ったあと、しばらく考えていた。
絶対に何か隠してる。なら、何を隠してるんだ?
まぁ、考えても仕方がない。
ひとまず、俺は疑ってることを悟られないよう行動するしかないな。
ところで…今更だけど目覚める前になんか残機がどうのこうの書かれていたよな?
1度、見てみるか。
そして、俺は右腕に付けてるスキルを移す刻印を押した。
白石真人
職業《未定》
スキル《モブ》
・分身
自分と姿形力量技量全て同じ自分をもう一体作り出せる。
分身体は攻撃に脆い事以外は完璧に真似できる。
・残機
残機を最大3つ追加でき死亡時、残機を消費する代わりに蘇生できる。残機は寿命を消費することで完全に回復できる。
現残機数:2
・死亡耐性
殺害されたモンスターの攻撃では死亡しなくなる。
あれ?なんか増えてね?
描写不足でしたが、鑑定と同時に刻まれてました。
プロフィールを表示するのはちょっと都合上辞めました。




