第9話
「いてて…悪知恵の働くゴブリンめ…
やっぱりスライムと違ってやりにくいな…。」
と僕は1階層水場へと逃げかえった。
普通の探索者レベルからしたらゴブリンは雑魚に入るが、卑怯で悪知恵が働くゴブリン。油断したりすると足元をすくわれる基礎モンスターだ。
ただしブタオは探索学園の生徒が
平均値30くらいのステータスに対し、
ブタオ ランキング圏外
レベル4
体力 6
魔力 0
攻撃力 16
防御力 11
素早さ 13
魔術 無し
スキル
格闘技レベル2
集中レベル1
とまだまだ苦戦は必至だった。
「手応えもあるし、普通にやれば勝てた…
トドメを刺すまでにこっちが予測出来ない反撃パターンがあるのか…スライムとは違い知能がある。それを頭に入れて戦わないとだな…
まずはスライムを仮想ゴブリンと見立て更に特訓しよう…」
とスライムを更に1000匹狩った。
そろそろいい頃合いかなあと、1.2週間たった頃
「お?タイミングよくレベルあがった。基礎ポイント振ってからいくか。」
ブタオ ランキング圏外
レベル4→5
基礎ポイント10→0
体力 6→7
魔力 0
攻撃力 16→20
防御力 11→12
素早さ 13→17
魔術 無し
スキル
格闘技レベル2
集中レベル2
とまた2階層へと降りた。
するとゴブリンは僕を待ち構えているように立っていた。
「なめやがって…」
と僕は内心に闘志を滾らせる。
そして
「うおおおお!!」とゴブリンに向かい突進
ゴブリンは
「ギャギャギャギャ」と棍棒を振り被り
パコン!!と僕はわざと被弾した。
スリッピングアウェーの要領で。
棍棒が当たると同時に同じ方向を向きチカラを逃がしダメージ減するテクニックだ。
うん、スライム1000匹でひたすら練習したよ…
そして僕はダメージが全然通ってないにも関わらず
うずくまる。
「ぐあー、まいった。助けて、降参降参(笑)」
と叫ぶ。
ゴブリンは
「グギャグギャグギャグギャ」とまるで笑ってるかのように僕にトドメを刺しにきた。
そして棍棒を振り被ったところを足払いし、目を狙いなぐった。
あとはひたすら魔石になるまで殴り続け確実に殺したのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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計80万PV 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。