第582話
俺はメイド長とメイド隊のみんなに親を殺したことや故郷の星を滅ぼしたと伝えたが…そんなこと?ってな感じで思っていた反応と全然違った。
前、幼馴染の皇族の姫に父親の前当主を殺したと言ったら激昂し襲いかかってきたから今回もとてっきり…
いや、見知らぬ親より育ての親を大事にか…
同じ秤にかけたらいかんかったな。
「いや、メイド長に至っては母体からお前を取り出したのだぞ?そしてお前の母を殺し…」
「そうでしたか…。ですがご主人様はわたし達を助け育てて下さった。それが答えでは?」
「違うっ!!違うんだ…それは…」
確かにこいつらメイド長とメイド隊は育てた…。
だがそれは…生前の不可視の手を助けるためとはいえ幼い命も間接的にたくさん奪ってしまった…。
後悔はしてない。
だがその贖罪からなんだと思う…。
だから決してお前達のためなんかじゃ…
「だから…実は…助けられたのは…本当は俺のほうなんだ…」
そう、こいつらを助け育てることで救われたのは俺だったんだ。
後悔はしてないが、こいつらを育てることによって考えないようにしていた。
まるで罪を償ったかのような気分になっていたんだ…
「ご主人様…の一人称は俺なんですね。新しい発見です。それにこんなに苦しそうにしてるご主人様を見ていると、快楽で母を殺したり星を滅ぼしていないとわかります。苦渋の決断だったのでしょう。なのでわたし達は御慈悲に感謝すれど怨むことは決して御座いません。」
こいつらを長年育てたからか、なんとなく俺の心は見透かされている気がした。
ここからはもう水掛論になるな…
「…わかった。もうお前達はこれから好きに生きよ」
「「「「はい!ご主人様!!」」」」
「…と普段の一人称は確かに俺だ。」
「まるでご主人様は人間みたいですね」
とみんなに微笑まれる。
うん、俺は元人間だね。
「まあ…その…なんだ…秘密にするなら必殺技、スキルを、伝授してやろう。だから今のは忘れよ」
ずっと今は誰かと話すとき一人称は我だからね。
なんかうっかり素が出て恥ずかしいや…
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




