第492話
俺はキンググールに暴食の権能を少し与えまた強化してやった。
すると捕食されたからか、胎内からサバンナタイガーが見える。
片目を焼かれ腹からは腸が出て、尻から口にかけ漆黒の木の枝で串刺し状態だ。
まるで助けて助けと残りの片目で涙を流しながら懇願しているのがわかる。
ヘドロと混ざり合いながらだが…
「お似合いだな。にゃんこ。これから拷問みたく長く苦しめ。キンググールがお前を殺さない程度に少しずつ餌として吸収していくであろう。
だが人間はケガをしたら修復しようとする遺伝子が働く…まさに限りなく続く地獄だな。」
例えるなら、水を一滴等間隔で垂らす拷問があったな…そんな感じか?
知らんけど。
まあされた本人にしか気持はわかるまい。
お前が鬼畜の所業をした相手もきっと今、お前と同じ気持ちだっただろうよ。
だから早々に精神崩壊してくれるなよ。
長く長く長く…苦しめ。
死を願っても楽に死ねぬように…永く…。
…先輩…仇は取りましたよ…。
まあけど…俺がこうしたかっただけのただの自己満足だが。
部隊員先輩の無念のために仇を取りたいとか、人助けをしたいという崇高な理念は元から俺は持ち合わせてはいない。
俺は自分がしたいようにしただけ。
きっとこれはこれから先も変わらない。
だから俺こそが真の強欲で傲慢なのだろうな…
これで俺も晴れて権能使いだな。
なんて呑気にサバンナタイガーが苦しむ様を眺める。
タバコを取り出して一服…
「スー、フー。キンググールよ。もう少し下層へ行け…。強化されたお前がAランク80階層だと、ちと探索者には荷が重かろう…あくまでもモンスター、人間は平等にだ。97.98階層辺りでいいか?それからは自由にせよ。」
と言うと頷き、グールタイガーへと獣化し下層へ四足歩行で降りていった。
「え?変身出来んの?マジ?サバンナタイガーのスキルを引き継いだん?ちょっとかっこいよすぎん?」
びっくりしたからか、ついノーネーム中にブタオ口調へなってしまった。
まあ誰もいないし別にいいか。
ノーネームのイメージは大事だからな。
絶望を知るノーネーム、
それは傲慢と強欲の権能を魔女より受け継ぎし者。
そして暴食の権能を授けることも出来る…とな。
うん。かっこいいな…
決め台詞に組み入れねば。
他の七つの大罪もなにか、上手く使ったり付与したり変身したりセリフに入れたりと、厨二病の俺からしたら権能は夢が膨らむな。
と呑気にいろいろ設定を練ろうとしたら幼馴染の皇族の姫が、俺のスキル危機察知に引っ掛かったのだった。
幼馴染の危機だっ!!
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