第490話
俺がノーネームと名乗り漆黒騎士へと変身したら、一目散に撤退した探索者ランキング4位屈指の実力者で有名なサバンナタイガー。
逃げるのに迷いがみられない…か。
あらかじめノーネームに出くわしていたら撤退と決めていたんだろうな。
逃げることは恥じゃない。
冷静な判断だ…
それは生きるために必要不可欠。
俺も何度もダンジョンで撤退したことがあるからわかる…。
「それ故に残念だな…。」
即座に逃げるという懸命な判断が出来るのになぜ、あのような…畜生になれたんだ?
女性を犯し殺すなど外道以外何者でもない。
と、俺に尻を向け脱兎の如く四足歩行で逃げていくサバンナタイガー…
俺はゆっくり近くにある木の枝を優しく折る。
「一本分けくれ。畜生の獣に天誅を下さねばならない。」
と、無機物の木に語りかけた。
もちろん応答がある訳ないが、木が風でざわめき優しく揺れる。まるで了承してくれたように感じた。
俺はスキル漆黒顕現で木の枝を覆い強度を増した。
そして長さも増しといた。まるで槍のように。
そして狙いを定め
「…穿て!!漆黒槍!!」
俺はそう言い木の枝を投擲した…
グサッ!!
漆黒槍が突き刺さったとこで、木の枝はピタリと止まった。
まあスキル漆黒顕現をそう操っただけ。
俺はゆっくり歩いてく。
「あ、アガガガガ…」
「命中していたな。まるで串刺しだな。気分はどうだ?尻を貫かれた気分は?ん?」
俺が投擲した漆黒の木の枝が、サバンナタイガーの尻から口にかけ貫通し串刺し状態で止まっていた。
「も…もう、やめへ、やめへくらはい…」
「尻から喉にかけて木の枝が出ているとは滑稽だな。にゃんこ。お前は逃がさんよ。それに楽には殺さん。言ったろ?我が死にたくなるような地獄に招待してやるとな」
「いやら!いやら!こめんなはい!こめんなはい!」
喉から木の枝が貫通しているからか呂律が上手く回らないのであろう。
腹を裂かれ腸を出し片目からは涙を流し命乞いしはじめた。
もう片目はタバコの黒火で焼いといたからな。
俺はそんな命乞いを無視し、漆黒の木の枝をサバンナタイガーごと担いだ。
まるで獲物を見せつけるかのように…
さすがにここで、
獲ったどー!!
とは言うまい…。
本当は言いたいが、我慢した。
ノーネームのブランドイメージが傷つくからだ…
とそんなことは今はいいとして…
「我がお前を地獄へといざなおう。転移!!」
わざわざ言う必要性は無いが取り敢えずわかりやすいように転移しといた。
「こ、ここわ…とこれすか…?」
「うーうーうー!」
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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