第27話
僕はついにCランクダンジョンと思い込んでいる40階層へと到達した。
最近は楽に階層を踏破出来る余裕からか
「いや〜調子に乗らないようにしよう…反省反省…僕は子爵嫡男みたいにはなりたくないし、自分を見失わないようにしないとな…
ここはダンジョン…生きるか死ぬかだ。
でもここを踏破したら、僕もベテラン探索者仲間入りか…
長かった…本当に長かった…体感二年くらいか?」
じつはもう20年たっていた。
ひたすら周回し、レベリング、スキルの熟練度をあげていたからだ。
「地上に出れたら、幼馴染みと一緒にダンジョン探索出来るかな?いや、まだ僕は足手まといか?」
幼馴染みは皇族の氷姫と二つ名があるAランク探索者だ。
「たしか配信活動もしてたよな…
無料Wi-Fiスポットで僕はよく応援していたのを今でも覚えている。」
最前線をいく世界でもトップの実力がある探索者。
たしかステータスも公開してたよな、まだまだ差は歴然か…
ブタオ ランキング 45454位
レベル32
体力 150
魔力 0
攻撃力 210
防御力 220
素早さ 197
魔術 無し
スキル
格闘技レベル7
集中レベル6
雷纏身体強化レベル7
投擲 レベル5
危機察知 レベル5
認識阻害 レベル4
完全回復 レベル5
帯電 レベル6
技 炎雷拳
皇族の姫 ステータス
ランキング11位
レベル36
体力 305
魔力 489
攻撃力 289
防御力 300
素早さ 449
魔術 氷
スキル 身体強化 氷柱
うん…僕まだめっちゃ足手まといだわ…
今はもうだいぶ月日が経ったし幼馴染みはもっと強く成長しているだろう。
もう世界ランキング1位の探索者になってたりだってあり得る。
レベルは追いつけそうだけど基礎ステータスが皇族家ともなれば初期値が違いすぎる…
優秀な子孫を残し続けて今の地位にいるんだろうな…
それに唯一レベル差をひっくり返せる、スキル、魔術は基本的に秘匿する傾向がある。
熟練度も相当だろうな…
僕はいつか肩を並べ一緒に探索するのが今の目標となっていた。
「よし!40階層ボスを倒し、Bランクダンジョンへ行こう!
今のままでは僕は足手まとい確定だ!
追いつき、追い越してみせる!
むしろここがBランクダンジョンであってくれー!」
と僕は願を込めた。
ちなみにスキルの熟練度は長い月日を要する。
ブタオは20年もダンジョンを周回していて、スキルレベルはAランク探索者並みとはまだ気づいていなかったのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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