第241話
俺はなにが悲しくて自分を討伐するのを一番とする部隊へと入隊したのだろう…
幼馴染みの皇族の姫は入隊演説を引き続きしている
「なので国民を守るというのは二の次で行動すること!ただあまり表立ってそれをしたらノーネームに気取られ逃げられる可能性もあるから、いつも通り国民や、探索者の救助活動を適度にしながらわたし達はまずチカラを蓄える!
ノーネームは前当主を卑怯にも、瀕死なところを後ろから鋭利な竜爪で刺突し殺害したと思われる…
これは決して許されないわ!
だけど…わたしは一対一によりノーネームに破れ…
ノーネームはランキング1位に違わぬ圧、実力があり、竜人だと予想しているわ…
竜を操っていたの…
来る日には、ノーネームを皇族家探索者部隊総力を持って討ち取ることをわたしは次期当主としてここに誓うわ!」
…
国民に批難されながらも…それでも貴族の誇りから国民を守りたいって…
そんな美しい、幼馴染みの皇族の姫に心打たれて俺は入隊したのに…
たしかにノーネームの俺に復讐するように仕向けたが…その私情を一番とし部隊全てを巻き込んでいたとは…
そしてその部隊に俺を入れないで…
一人二役なんてさすがに出来ないよ…
だからノーネームとして幼馴染みに接敵したとき、ブタオの俺は肝心なときにいないヤツって罵られるであろうな…
と、鋭利な爪で当主様の殺害は合ってる…
だがあれは俺ではなく吸血鬼兄弟の爪なんだが…
まあノーネームの俺が殺したと言ったから勘違いもするか…
竜人もまあ、あたってはいるが…
けどあれは炎雷竜神纏のスキルであって、ドラゴニュートにただなれるだけ。
幼馴染みは俺の炎雷竜神拳の具現化と、鋭利な爪で殺された当主様の死体から、ノーネームを竜人って判断したのか…
だって幼馴染みには炎雷竜神纏のスキルまだ見せたことないし…
あまりに的外れな演説に俺は早速、皇族家探索者部隊をいかにやはく除隊するかに考えをシフトチェンジした…
それに俺がいたらスパイそのものやんけ…
情報が全て入ってくるという…
まあ最初からブタオの俺ではクソ雑魚ムーブなわけなんだし、必要ないとわかったら自然と除名されるか…。
取り敢えず最初は荷物持ちや、ドロップ品を拾うか…くらいはするか。一応見習いとはいえど充分なお給料は出るからね!
と入隊式は無事に終わったのだった。
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