第229話
幼馴染みの皇族の姫にカフェへと誘われた僕。
なぜか睨まれている…
まあ美人から睨まれても美人は美人だからなあ…
「いやいや、違うって!だからまたサボったら退学になるからいけないの!僕の話聞いてる?」
僕が幼馴染みに平然と言い返したことによる固まるFクラスのみんな
「お、おい!失礼だろ!ブタオ!皇族の姫様に無礼だぞ!」
とイジメっ子平民が僕にイキリちらかす。
「あなたはもう黙ってて下さい!!わたしがいまブタオさんと話をしていますので!ブタオさん!なら、先生にはわたしが言って公欠扱いにしてもらうからいいかしら?」
更に気温が下がったからか、幼馴染みの迫力に圧倒されたのか知らないけど、ピシッと固まるイジメっ子平民。
あらら…
「う〜ん、昨日行ったばっかりだしなあ…どうせ姫様昨日言ってた僕のスキルとかが知りたいんでしょ?」
なんだっけ?初代勇者のスキルを僕が持ってるだ、どうだって話だったっけな?
不撓不屈とか最初から本当に持ってないんだが…
「う…わ、わかったわ…。聞かないから…
聞かないから!だからお願い!」
「え〜?それだけ?僕になんのメリットもないじゃん?」
ちょっと僕は調子に乗ってしまった(笑)
「もちろんカフェのお会計も持つわ!あとは何か望みがあるなら可能な限りは聞くから!」
なんか幼馴染み必死すぎて怖いんだが…
怪しい…
「まあ…いいよ。わかったわかった!じゃあ行こうか!昨日も行ったけど美味しかったしね。甘いものは毎日でも食べれちゃうよ!」
さすがに考えすぎか?
あまり対価を求め過ぎないようにしよう。
借りになったり、あの時に〜したのにって言われたら怖いし…
「よ、よかったわ。なら遠慮しないで食べてね!」
「へ〜へ〜。ちなみにカフェって甘いもの以外もあるの?」
「あるわよ!サンドイッチとかホットサンドとか軽食にはなるけど、ブタオさん好き?」
「だ、大好物だよ!!さあ、いこう!
今すぐ行こう!」
カフェとか昨日はじめて行ったし、メニューは見てないから侍女が頼んだのを一緒にシェアしただけだったからね!
それから僕と幼馴染みは教室を出た。
「ぶ、ブタオ…許さねえ…お、おれを…コケにしやがって…
も、もう…
こ、殺してやる…」
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