第222話
僕は侍女に首根っこをいきなり離され地面に激突。
とりあえず痛がる振り
「イテテ…大丈夫じゃないっての!
ちょっと強引すぎない?侍女さん?」
僕は不貞腐れたように言う。
まあ今の侍女さんは嫌いじゃない。
最初は苦手だったけど…
「まあまあ、カフェ奢るから許しなさいな!
ブタオに相談があるの!」
「クッ…それは僕に効く…
いいよ。」
僕は貧乏だし、食事しなくていいようにダンジョンにいたときからすでに肉体変異しているが、趣味で食べるのは好きだ!
って食事は皇族家当主様から施しを受けた分しか食べれてなかったけど…
「ほんと卑しいブタなこと!」
「へーへー。そんな卑しいブタに相談なんて侍女さんはそれ以下なのかな?ぷw」
侍女さんはウソが付けないタイプだろうな。
けど最近は嫌味ったらしく言われてないし、僕に対しての嫌悪感も無くなってるから不思議とこんな言われようだが気にならない。
まあ、僕も言い返すしね!
「キー!!言ったわね!ブタオのクセに!」
まるで不出来な姉だ。
ポンコツ侍女w
と、そんな侍女からヘッドロックされる僕。
全然痛くはないが…
「ちょっ侍女さん、胸!胸が当たってるって!あんまり大きくないけどww」
Cカップくらいなのかな?知らんけど。
だがいい匂いに、柔らかな感触が僕の頬から伝わる。
ウッ…ちょっと気持ちいいな…
「う、うるさい!!いやらしいブタ!!
いつもわたしを敬わず生意気なんだから!」
侍女からも反抗的な弟を理不尽に叱るみたいな感覚で更にヘッドロックを強くしてきた。
うおーや、ヤバい…!!
侍女のおっぱいに押しつぶされとるー!!!
さすがに欲情したら申し訳ないから
「ハイハイ、ギブギブ。僕が悪かったから離してくれ侍女さん。話聞くからカフェいこうよ。奢ってくれるんでしょ?」
「ふ、ふん!!分かればいいの!このいやらしブタ!」
と、侍女さんに手を引かれカフェへと連れていかれる僕。
僕は親に、産まれてすぐ捨てられたみたいだけど…
僕に姉がいたらこんな感じだったのかな…
姉がもしいたら…
血の繋がりだけでこんな醜い僕を無条件で愛してくれただろうか…
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