第210話
僕は一番隊組長
魔女様は僕がマスターにお仕えするに値するか、僕のチカラを見るためにテスト中だ。
最初の相手は大した事がなく、次が最後のテスト。
ここは日本とちょっと違うな…
日本の冬より寒いし…
そして相対したのは小柄な女の子。
目隠しをしている…
間合いを意識しているから僕はこの女の子が僕と同じ剣士とわかる。
手合わせしてみたら、僕と同じスキル縮地や剣氣を使ってきた。
僕の得意な技、三段突きをしたら手合わせ用の木刀ごと剣氣で折られた…
この女の子思っていたより強い…!!
本気でいかないと!!
僕は魔女様に言われている。
負けることは許されないと…
そして僕は愛刀を召喚した。
菊一文字則宗だ!!
まえにふくよかな白髪の少年に僕ごと叩っ切られたけど、魔力で復元出来た。
僕にはあと二振り愛刀がある。
加州清光と、大和守安定だけどこれは現所有者がいるからか召喚出来なかった…
すると…
この小柄で目隠しをした女の子が加州清光を取り出して来た!
な、懐かしい!!
僕の愛刀じゃないか!
思わぬ再会と、大事に扱われているからかつい手合わせを忘れてしまう僕。
まあ…
多分勝負は僕が僅差で負ける…
言い訳だけどまだ僕は本調子では無いからね。
生前、生身の人間のときと英霊召喚のモンスターとではいろいろ勝手が違うからね。
慣れや鍛錬が必要。
だから今の僕の実力はこの子より下。
悔しいけど魔女様には弁解のしようもない事実。
すると女の子の所持していた刀の加州清光は先祖代々受継がれていただって!
そうか…ならこの子は姉上の子孫にあたるのか…
なら僕の血脈だね。
僕の育ての親の代わりだった姉上。
その子孫が僕の刀を大切にしてくれて嬉しかった。
そう知ったらこの女の子に姉上の面影を見た。
僕がこの子の御先祖様にあたることになり、身内とわかれば僕は口が軽くなってしまった…
魔女様のマスターに仕えれるかのテストで手合わせを挑んだことや、魔女様に必要ないと判断されたら消されるとか、ついべらべらしゃべってしまった…
まあ他言無用とは言っといたし、魔女様にもそもそも秘密にするようにとは言われてない…
もし秘密だったなら今頃僕は消されてるし。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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