第21話
「あっぶねー!!!」
まさか頭上から落雷とは。
危機察知のスキルもあるが、空が光った瞬間僕はとりあえずゴロゴロ転がり適当に回避した。
確か音の速さが秒速340メートルだったか?
雷自体の速さは秒速10万メートル
避けれたらのは奇跡だ…
魔術発動場所からある程度距離があったのが幸いした。
と思ったら危機察知のレベルもあがってた。
だけど、何回も避けれない…
いや、次また奇跡的に避けれるとは考えないほうがいいだろう…
ただワーウルフのボスも特大魔術だったからか魔力がだいぶ減ってるようにもみえる。
いやそうでないと困るんだが…
となると、今は好機か…。
撤退し、またあの威力の落雷を放たれ当てたれたら感電死する…。
それくらいの威力だった。
クソッ!
どうする…
ワーウルフのボスは2発目を放とうと身体にまたバチバチバチバチと帯電させはじめた。
僕の素早さで回避は出来ない…
あっちには雷の魔術もある。
ならやはりダメージを受ける覚悟がいるか…
覚悟を決めろ僕!!!
「行くぞ!!」
と雷の魔術を当たる覚悟で僕は特攻した。
「グルアアアアァァァァァァ!!」
とまた咆哮と共に空が光ったのだった。
僕は適当にジグザグに駆けるが
ドガアアアン!!!!!と
僕の頭上に落雷したのだった。
「グガガガガガガガガガ!!!」
と最初の一発よりやはり威力が低い落雷。
なんとか耐える
僕は鼻血を出しながらワーウルフに抱き着きロックする。
「はぁはぁはぁ…やってみろよ?落雷。
そしたらおまえも道連れだ!!ぐあああぁぁ!!」
と躊躇わず落雷してきやがった。
な、なんで?
あ…
こいつ…
雷の魔術を使うから雷に耐性があるんか?
しまった。僕はなんて初歩的なミスを…
だが落雷の威力は明らかに弱くなってる。
弱くなってるが、間違いなく先に僕が死ぬ。
クソっクソっクソっ!!
火拳を使いたいが、間違いなくその隙にロックを解かれ距離を稼いでからまた落雷してくるはず。
足も踏ん張ってるから蹴りも出来ないし…
と考えていたらまた帯電しはじめるワーウルフのボス。
落雷を、放つ気だ!
「クッソー!!!負けてたまるかあああああ!!」
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