第208話
僕は一番隊組長
(過去編から話が進みます)
僕は昔の日本の侍。
僕は幼少の頃姉に育てられ当時最強の剣士と言われ、江戸時代末期、幕末の時代戦い続けてきた。
けど、まだまだ強さを求めていた僕は志し半ばで病に伏せって死んだんだ…
僕の未練は相当だったらしい。
死後、ダンジョンマスターの魔女様により英霊召喚の秘術で90階層を守護する者と僕はなった。
僕はダンジョンモンスターに成り果ててでも夢を諦め切れなかった…
だから嬉しかった。
けど…
僕はダンジョンで相対した、ふくよかな白髪の少年に最初は互角だったけど負けた…。
僕の未練はもう無くなった…
僕の剣技はその、ふくよかな少年へと受け継がれた。
それくらい長い時をお互い切り合い切り合い切り合い…
最後は僕の愛刀、菊一文字則宗ごと僕は両断された…
彼は僕の技術を凄まじい早さで吸収し成長していった。
正直その強さが羨ましかった。
僕はもう強くはなれないのかな…?
次は加州清光と、大和守安定という名の刀を持って再戦したかったな…。
いや、多分それでも負ける…
だからもっともっと僕は強くなり再戦を…
なんて一応もう未練は無いって思っていたけど…
また新たな目標が出来るとね…。
つい…
そして僕は討伐されまた永い永い眠りについた…
(起きなさい!)
ん?
(目覚めるのです!)
あれ?
僕は確か…
ダンジョンで討伐されて…
(起きましたか?)
「ま、魔女様ですか?」
聞き覚えのある御声だった。
未だ魔女様のご尊顔の拝謁は僕には許されていない。
(そうです)
「ま、また僕を召喚して下さったのですか?」
嬉しい!!
僕はまた魔女様の秘術によりダンジョンモンスターとして召喚された。
(わたしはダンジョンマスターだった者…いまはただの魔女です。わたしは新たにマスターを得ました。あなたにはそのマスターの役に立てるか試練を与えましょう!)
と念話が届く。
「は、ははぁーありがたき幸せでございます。」
僕はダンジョン90階層にて平伏する。
(わたしのマスターは偉大で慈悲深い御方です…
わたしはマスターにダンジョン1000階層にて敗れましたが、今はマスターの御身体の中でスキルとして生きさせてもらっています。
まだわたしのレベルは低く出来ることは少ないですが、マスターのお役に立ちたくあなたを英霊召喚しました。まずはどれほど戦えるのかテストします)
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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