第202話
僕は剣聖ちゃん。
剣聖ちゃん(ロシアの盲目僕っ子公爵家)
ステータス
ランキング7位→6位
Aランク
レベル37
体力 347
魔力 116
攻撃力 556
防御力 288
素早さ 594
魔術 無し
スキル
五感身体強化レベル8(聴覚、味覚、触覚、嗅覚、第六感、未来視)
剣術
集中
危機察知
気配察知
皇族家当主様が亡くなられた…。
ダンジョンから地上に出てきたモンスターと相討ちだったらしい…。
いつも僕を可愛がってくれる優しいおじさんだった…。
僕が剣聖の称号をはじめて得たとき、祝賀会で貴族のパーティーがあったんだ。
僕は、その時たくさん言い寄られ戸惑っていたら助けてくれたのがおじさん。
僕は平民出身だからね、パーティーは大変…
いや、あそこは魔界だったよ(笑)
それからおじさんはロシアにも目を光らせてくれて、僕が自由に動けるようにしてくれたんだ。
だから僕はそんなおじさんのチカラになりたくて皇族家の傘下に入った。
おじさんは、僕を養子にしたかったらしいけどね。
そんな他国にも名を轟かせていたおじさんが亡くなり、僕はロシアへ帰還せよと即、命が下った…。
本国ロシアには僕の家族がいる。
直接脅されている訳ではないけど…
家族が危害を加えられたりとかは過去何回かあった…。
妬みや他の古くからある貴族からの嫌がらせが絶えなかったんだ…
僕は新興貴族だから。
当時は繋がりや後ろ盾がなかったんだ…。
僕の家族は今、国の管理化にある超高級住宅街に住んでいるけど今後、国の命令を聞かなかったら追い出すし警護もしないと暗に言われている…
おじさんには恩もあるし、姫様ともせっかく仲良くなれたけど皇族家傘下の僕は葬儀に出ず、挨拶もせず、本国ロシアへ帰国した。
おじさんの増援にも行けなかった姫様は僕をどう思っているのかな…
あのときは行きたくても行けなかった…
ギルドの指示があり僕はおじさんの戦闘場所から一番離れていて、市民の避難が最後に終わり…
終わったころにはおじさんの訃報が速報されていた…
それからすぐ帰国し、ある程度今は落ち着いたけど…
とくにロシアからの命令は何もなかった。
いまはスタンピードや戦争も無く平和らしい。
ただ、今後は本国ロシアのためだけにチカラを振るえ!それ以外は自由にしていいと言われた。
今後日本でなにかするときは外交になる。
と、念をおされた…
要するにロシア内での自由と家族の安全を引き換えに僕は自国の利益以外の行動をしたらいけない犬へと成り下がった…
仕方ないんだ…
そう…
仕方ない。
せっかくブタオ君とも友達になれたのにな…
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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