第20話
僕は自分のレベル、ステータスが上がったことに対し自制を働きかけ1日瞑想し、気持ちが落ち着いてからまた20階層ボスの間へといく。
何回も狩り尽くしたワーウルフと対峙した。
「グルルルルルル!!ワオーン!!」
と咆哮をあげ僕に飛びかかるワーウルフ
防御力をあげた僕にはもう掠り傷くらいしか負わない、牙も肉にはくいこまず、攻撃されている最中に火拳で殴りころしていく。
「ふう…あらかた倒したな…30匹くらいか…クリアはまだまだなのかな?」
本来ならこの階層はクリアなのだが…
ブゥン…
となにか転移してきた。
「あれが、本来のボスか…」
一回り大きいワーウルフ
自身の群れを狩り尽くされ激怒し乱入してきたのだった。
本来はこの階層にいない、イレギュラーの個体だった。
ゴクリ…僕は驚愕した
明らかにあれがボスだ。
「強そうだ…いや、だけど僕は負けない!超えていくんだ…あいつを、いやあいつすらもな!!」
それは子爵嫡男や皇族の姫と呼ばれている幼馴染みだった。
幼馴染みには久しぶりの再会も忘れられ見下され、さらには僕にトドメの退学を勧めてきた奴…
自殺しようと思ったきっかけだ。
もちろん僕に素質が無いのが悪いから恨んだりは無いが…
無いが…
「だからこんなことで負けられねぇんだわ!!!うおおオオオォォォォ!!!」
僕の身体強化のレベルが更にあがる。
身体から白いオーラが巨大化し髪が完全に逆立つ。
髪を結っていた蔦が、弾けとぶ。
空気からもバチバチバチと音が鳴る。
「ってか髪が鬱陶しいな…」
と、僕はもう3年ダンジョンいるとは思ってもいなくて髪は伸び放題。
あとで切ろう…
「グルルル!グルアーアアアァァァ!!」
ワーウルフのボスは咆哮をあげ帯電する。
身体に雷を纏う。
「魔術を使うボスモンスターか…いると学園で習ったけどまさかここで相対するとはね…」
たしかCランクボス、Bランクダンジョンからと言われてた気がしたんだが…
「まあいいさ…来いよ!」
僕はだんだん好戦的になっていってた。
「グルアアアアァァァァァァ!!」
と咆哮と共に空が光ったのだった。
すると
ドガアアアアアアン!!!!!と
僕の頭上に落雷したのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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