第18話
僕はDランクダンジョンと勝手に思い込みながら最下層と思われる20階層へと降りる。
もう二年の月日がたってるとは思っても無く、体型は相変わらずデブなままで、髪はかなり伸びてしまったためダンジョンにあった蔓でくくっていた。
「さあ…次はどんなボスかな?いまの僕は学園平均値を上回るステータス、上位勢くらいかな?
っと慢心はいけないいけない!」
と気合いを入れ、あたりを警戒する。
すると
「ガルルルルルルルル!!!!」
唸り声
「ワーウルフか…」
4足歩行の狼だった。
牙は大きく鋭い、爪も鋭利で素早さはともかく、攻撃力も高そうだ…
最悪魔術を使ってくるのも想定し戦うか…
「身体強化!ハアアアアァァァ!!!」
と腰を落とし拳を握る。
身体強化のレベルがあがったからか汗が一瞬にして蒸発し、白いオーラがクッキリ僕の身体から放たれる。
そして時々パチッパチッと空気が弾ける音がする。
「行くぞ!!」
と地面を蹴り駆け出し殴るがあっさり躱される。
「は、はやい!!だが!」
と摩擦熱から蹴りに火を纏わせる。
火拳の蹴りバージョンだ!
ゴウッ!!!と空気が焼ける音はしたが…
手応えがない
「人間にはない俊敏性か…今の僕の素早さでは追いつけないか…ならば!!」
と僕はノーガードで立ってるだけの状態にした。
「ほら、来いよ!!犬公!」
多分狼のモンスターだが、挑発する。
すると
「グルルルルルル!ワオーーーン!!」
とワーウルフ吠えた。
ん?!後ろからワーウルフの気配。
危機察知が反応したが敢えて無視し、ギリギリで振り返り腕に噛みつかせた。
流石に致命傷になる、首とかなら避けたりガードしたが腕なら大丈夫!!
そして噛みついているワーウルフを火拳で殴る! 殴る!
殴る!
殴る!
「痛ってー!!ただこれぞ、肉を喰わせて骨を断つ!だ。」
本来は肉を切らせて骨を断つだがブタオは気づかず。
だが、また危機察知が反応
「え?なんで?いや、さっきの咆哮は仲間を呼んでたのか?!」
更に複数のワーウルフの気配が…
流石に無理ー!!撤退。
腕にわざと噛みつかせて良かった…
足なら死んでたわ…
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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