表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
累計400万PV達成!デブのイジメられっ子、正体を隠し日本探索者学園、ダンジョンで無双する。まずはレベリングだ!  作者: モノマサ
四つ腕の漆黒騎士ノーネーム編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

178/251

第178話

可視化した不可視の手があっさり吸血鬼の首を握力だけで引き千切った。

な、なかなか強いぞ…この女性の手…。



そして当主様の元へ僕は行き

「その傷ではもう助かるまい…皇族家当主よ。

我がもう少し早く来たら助けれたであろうが…

生憎人間もモンスターと同じと思っている質でな…。遅れて来た事に関して我は後悔しておらん」

あ、一応口調も変えてる。ブタオってバレたくないからね!

ノーネームの時の僕は傍若無人、舐めたらあかんぜよ!の精神でいく。



すると当主様の死に際に少し話たいと言われる僕。

いいよって言おうとしたら、可視化した不可視の手が

「マスター」

ん?またなんか聞こえたか?

最近よく空耳が…

って不可視の手が指差していた。

そこにはなんか魔道具がある…


危ねえ…このおっさん抜け目無いな…。

「ああ、お前には一飯の恩があるからな。我が看取ろう…だがその魔道具はなんだ?我が秘密を暴くなら話は無しだ!」


やっぱりなんか僕のことを知ろうとして、バラそうとしてたな!そんな魔道具だったっぽい。



そして死に際に、頼みがあるって言われたから

「遺言は我が呪いとなる。故に聞かん!

我は我のしたいようにするだけだ。」

そう。僕は僕のしたいようにするだけ…


ただ……


予想では…


娘を頼む。


だろうな…


それは僕にとって呪いになる。

だから聞かない。



あとはなぜチカラを隠す?

なぜ表に出てこない?

と言われたから


「この世界はチカラ無きものには無慈悲が過ぎる…我がチカラ無き者と偽り世界を見定める」

僕は今まで人間に虐げられすぎた…。

チカラが無いとはこんなにも罪とは…。

それは自殺に追い込まれるほどの罪だった。

ただ、探索者になるのが夢で平穏に生きたい、こんなささやかな願いさえ周りからは許されなかったのだ!!


今だにブタオのときはイジメられてるし、

だから人間を助ける気はさらさら無い。

僕は人間とモンスターの生存競争を見届けるだけ。

気が向いたら…

いや、人類が絶滅となれば参戦するが…

孤独は嫌だからね…

いや、ひょっとしたらモンスター側に付く可能性もあるかも知れない!僕は!

と、まだどっちつかずな考え…。

答えは出てない。その時の気分次第。



けどあまり当主様は納得してなさそうだった。

なんで人間だと人間の味方しないといけないの?

誰が決めたん?そんなん?

逆に僕にはそれが理解が出来ない。

「お前に我の気持ちはわからんさ、逆も然りだがな」

僕の気持ちがわかるのは同じ歩みをした唯一無二の存在、Sランクダンジョンマスター、時の牢獄だけ。

あれ?なんか不可視の手が喜んでる?

なんか不可視の手がモジモジしはじめたんだが…

ちょっとキモい…wwwまあいいや。





と、最後の当主様の言葉はノーネーム…僕の顔が見たいだった。




− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


また

魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双

も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ