第173話
格別するチカラを持った探索者ランキング1位、
だが無資格者。
その者は魔女の因子を宿す漆黒騎士、四つ腕のノーネーム…
それが娘の学友、牢獄のブタオ殿だった…
「ぶ、ブタオ殿!ゴホッゴホッゴホッ!!」
苦しい…目が段々と霞む…
「当主様…僕には家族がいません…。
ですが…昨日夕食を頂いたり少しお話させてもらっただけなのですが…その…父親ってもしいるならこんな人がいいなあって…勝手にそう思いました…」
嬉しいことを言ってくれるな。
だが貴族界隈や、外国にも目を光らせておったから恐怖や、権力の象徴とずっと言われてきておったのだがな…
息子か…
ああ!ぜひ心から喜んでブタオ殿を養子として迎えようぞ!!
いや、娘と婚姻させ本当の家族となろうではないか!!
ぜひブタオ殿の歩む道これから見て見たい!!
どうやってそのチカラを身につけたのか?
聞きたいことは山ほどあるが、
実は息子とキャッチボールとかも本当はしたかった。ある意味1人娘しかおらんかったからな…
本来の皇族家跡継ぎは、デブだった故…
皇族家、日本政府の重要機密として出家させた。
もとよりいない存在とし、
死ぬよりはマシと言い聞かせ…
だから……だから……
まだ生きた…い…
…
もし次息子が産まれていたならば…
きっと…
ブタオと名付けていた…
…
ってそれはさすがに無いな…
……
…。
「当主様は逝ったか…」
ノーネームの僕こと牢獄のブタオは皇族家当主様の最後を看取った…
霧散させてたヘルムをスキル漆黒顕現により再構築し、当主の目を閉じさせた。
辺りは豪雨だ…
まるで泣いているかのように…
魔力を持つ人間は死んだら徐々に魔石化するらしい。体外に魔力が漏れ始めそれが結晶化するからだ。
魔力を内包する肉体そのものが無くなれば一瞬にして体内の魔力が全て放出され即魔石となるらしい。
ならばこの遺体は幼馴染みの皇族の姫に渡すべきだろう。
少なくとも僕が所持していい者ではない。
可視化中の不可視の手を使い丁重に遺体を持ち上げる。
お姫様抱っこのように…
すると…
大勢の人の気配が近づいてくる…
いや幼馴染みの皇族の姫か…後は…皇族探索者部隊かな?
「漆黒の騎士?…ノ、ノーネーム様でございますか?ノーネーム様?こ、これは一体?」
僕は無言で当主様の亡骸を幼馴染みに渡した。
「お、お父様…」
ザアアアアと雨音が更に強くなる。
……
…
「…そうだな…我が殺した…」
僕はなぜかそう言った…
…
「き、き、き…貴様あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
それは幼馴染みの慟哭だった
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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