第168話
皇族家当主 ステータス
ランキング3位
Aランク
レベル38
体力 450
魔力 500
攻撃力 501
防御力 402
素早さ 183
魔術 雷
スキル
雷纏身体強化レベル8
覇王気レベル8
港区からモンスターの被害報告があった中央区へと到着した。
建物に、被害は無さそうだ…。
そして緊急避難警報のサイレンがけたたましく町中に鳴り響く。
あたりには干からびた男の死体がちらほら…
夜遊びをしている最中だったか…。
「これは吸血鬼の仕業だな…」
死体には血を抜き取られた後がある…
「御名答!!」
ビルの上から満月を背に声が聞こえた。
「建物は壊さないんだな…吸血鬼よ。」
「吾輩はそんなことはしませんよ。だが此処へ来たのが、親父とは…残念です。吾輩は処女の生き血を求めダンジョンから地上へ出て参りました。」
「そいつは残念だったな。ゴツい親父で!
仲間はおらんのか?1人で大丈夫なのか?吸血鬼よ?」
「吾輩1人で参りました。ダンジョンの生活に飽きました故…」
ならモンスターピードではないか…
「それは重畳!!!」
ならある程度避難誘導が済んだら増援部隊がくる。
それまで持ちこたえてみせよう。
「ほう…吾輩と戦うとは…愚かな人間よ。」
「いつだって人類は諦めなかった。
数え切れない犠牲の元、苦難を乗り越えて来て今があるのだ!!」
「ククク…ならこれから人類の歴史は吸血鬼に蹂躙されて今日終わりにしましょう!
さあかかって来なさい!!」
「待たれよ!吸血鬼殿は何階層から来たのだ?」
「ククク…時間稼ぎとは無意味な!!
ならこちらから行きます!」
チッ!!これ以上会話を引き伸ばすのは無理か…
実力はAランク上位、95階層あたりの魔力反応とギルマスが言っておったな…
ならばまずは遠距離で様子を見るか!
と、得意な雷の魔術を行使した。
「落雷!!!」
ピカッゴロゴロゴロゴロ!!!!
ズガーン!!!!!!!!
天より吸血鬼めがけ落雷したが…
「甘いですよ!」
躱されておるか…
素早さのステータス値が高いのであろう。
翼があり、飛行タイプのモンスターは総じて素早い。
ならば!!すぅーーーーと息を大きく吸い込み、鍛え上げた胸筋が更に膨らみ…
「ガアアアアアアァァァ!!!!」
覇王気からなる咆哮を吸血鬼に向け放った。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




