第15話
僕は10階層ボスの間へと降りる。
ここからは草原エリアではなく廃墟があるような、ちょっと空気がドロっとしたようなエリアだった。
「さて…どんなボスかな…。
っと、スケルトンか。」
と、スケルトンがボロボロの剣を地面に刺し佇んでいた。
「確かアンデッドは火、聖魔術に弱いだったな。
生憎、僕には格闘技しかない…
魔術は使えないからな。
果たして倒せるか…って考えても仕方ないか。
倒さないと僕は地上に帰れないんだ!!」
と、身体強化しスケルトンを殴打、コンビネーションからの蹴りも放つ。
「シッ!!」と掛け声を出しさらに連撃した。
そしてあっさりバラバラになるスケルトン
「あれ?倒したのかな…起き上がないし…」
と暫く様子を見る僕。
「ボスは倒してもすぐ魔石にならないのかな?
帰還石ももらえないし、どうなってるんだ?」
と帰還石を、探そうとキョロキョロした直後
ザクっ!!!
「ぐああっ!!」
僕は背中を切られていた。
「し、しまった。やっぱり蘇っていたか…」
一応危機察知のスキルが反応したが、スケルトンは死んだふりではなく本当に死んでいて、そこから再生したのだ。
だから再生した直後に危機察知スキルが反応し回避がだいぶ遅れた。
て、撤退だ…
と僕は命からがら撤退し9階層の水場、セーフティーエリアへと逃げた。
「結構傷が…深いな…。」
背中をパックリやられていた…。
とりあえず制服を脱ぎTシャツを包帯代わりに引き裂き、水洗いし身体に巻き付け止血した。
「ふう、やっぱりスケルトンは打撃耐性があるんだな…魔術が使えない僕は相性最悪じゃないか…」
いろいろ考えたがスケルトンを倒す策が出ない…
とりあえず安静にして寝た。
次の日なぜか水場の水も綺麗になっていた。
血がべっとりついた服を洗い包帯代わりにしたのに。
もしそのままだったら8階層に行こうと思っていたからだ。
とりあえずは、がむしゃらに9階層のモンスターを倒しまくる。
スケルトンを倒す方法が思いつかない…
いつかレベルを上げ続けたら格闘技だけで倒せると思って…
僕はひたすらにモンスターを倒し続けるのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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