第144話
わたしはしがない平民…
名前はあったけど名前は無いに等しい。
平民の名に価値は無い…
いえ、わたしは魔女と呼ばれている者だ。
今、魔女として火あぶりで処刑されている…
わたしはありったけの憎悪、今ではわかっているけど殺戮と破壊の衝動に当時呑まれていた。
すると燃え盛る炎が、わたしの殺戮と破壊の衝動に反応したからか段々黒く変わり…
……
それが超常現象を起こしていたとは…
…
民衆は魔女のわたしを処刑出来たと、喜んでいるのが聞こえたまま…
わたしは息が絶え…
…
……
………
こ、ここは…
わたしは気がついたら草原の水辺の中に浸かっていた…
ゆ、夢?
わたしは夢をみていたのですか?
声が出せない…
喉が爛れているからだ…
身体中も全身打ち身に酷い火傷の跡…
夢ならどれだけ良かったか…
すると不意に…
殺してやる!殺してやる!殺してやる!
わたしには凄まじい憎悪、殺戮と破壊の衝動があるのがわかる…
必ず復讐し国を滅ぼす!
待っていろよ!
わたしを生かしたことを必ず後悔させてやる!
けど、今のわたしは瀕死、それにここは?誰か助けてくれたの?
わからないことだらけ…
今のわたしに一体なにが出来るのだろう…
と、頭に念じてみたら…
え?
ステータス New
魔女(覚醒者) New
レベル
基礎ポイント
体力
魔力
攻撃力
防御力
素早さ
魔術 見習い中 New
スキル
疑似空間 New
殺戮と破壊の衝動 New
人類初魔力覚醒者 New
ステータス作成 New
概念創造 New
超回復 New
ど、ど、ど、どういことでしょうか?!
こ、これは?!
わたしはあまりの情報量にパニックになる…
今ここにいる場所もわからないし、脳内に表情されるステータス?
確か…わたしは怨み言をいいながら火あぶりで処刑されたはず…
はずなのに…
生きている。
瀕死だけど…生きている。
それに身体が以前と少し違うことに気づく…。
丹田というか、そこに不思議なチカラを感じる…。
まるで本当の魔女になったかのようにわたしには魔術が使えるのかも?
なんて考えて…
火よ!
と心の中で念じた。
すると視点の先が、ゴアァっ!!
と発火したのだ…
わ、わたしは本当に魔女になってしまったのでしょうか?
大罪の魔女に…
クックック…
クックック…
アハハ…
アハハハハハ!!
アハハハハハハハハ!!!!
わたしは魔女!!
あの国に舞い戻り厄災を撒き散らしてあげましょう!!!
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




