第110話
僕は侍女を煽り楽しんでいたら闇魔術のシャドウバインドで拘束された。
(おい!
あまり調子に乗るなよ!!!
と、僕は…
スキル覇王気で…
威圧を…
する…
こともなく…)
「す、す、すみませんでしたー調子に乗りました!ゆ、許してください!お願いします!ごめんなさいごめんなさい!」
からかってごめんね(笑)
「…」
「…」
あまりの僕の変わりようにポカンとする、幼馴染みと侍女
「じ、実は…探索者資格はもう辞退しました。
だから探索者になるつもりはありません!
だ、だけど学園だけはいさせてください!
お金が無く行くとこが無いんです。
ずっと探索者は憧れだったからつい、つい…
調子に乗り発言をしてしまい…
僕が弱いのは自覚してます!
命を大事にこれから細々生きて生きますから!
許してください許しください!
お願いします!お願いします!」
「…魔術を解いてあげて。」
「…は、はい…姫様」
拘束を解かれた僕は
「不敬罪は、何卒何卒ご勘弁を!
ごめんなさい、ごめんなさい!」
と土下座した。
「も、もちろん、そんなことはしないから安心なさい」
「す、少しやりすぎましたね…謝罪致します…」
話せばわかる人達で良かった。
「ありがとうございます、ありがとうございます
wwwでは僕はこれで」
と足早に逃げた。
あー楽しかったwww
「…すごい変わりようだったわね…」
「…は、はい…姫様」
「あなたには彼、どういう風に見えた?」
「え?ふくよかな体型ですから、魔力が無く弱々しいけど見栄を張りたいみたいなとこでしょうか?」
「確かに…わたし彼のステータス知ってるけど、一階層の最弱スライムといい勝負なくらいよ」
「そ、そうでしたか…」
「学園でもずっとイジメられてたみたい…けどね、彼…なんか変わったの」
「口達者にでしょうか?」
わたしは首を横にふる。
「彼は自分の自信に満ち満ちていたわ…。
さっき目をずっと見てたの、彼楽しそうだった。
まるでわたし達なんて取るに足りない生き物を見ているみたいな感じ…わたしが皇族家ってわかっていながらのあの発言…」
「探索者資格はもう諦めたと言われてたから、ただ自棄になっただけでは?」
「違うわ…あれは…御祖父様が孫をからかうみたいな感じだった…」
「一介の学生が、皇族家当主の娘に対してですか?」
「そう、そうなの…おかしいわよね…」
「…」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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