第11話
僕は身体強化を使いながら3階層へ降りた。
3階層もまだ草原エリアでスライムとゴブリンしか出てこなく、ただただ数が多かっただけだった。
けどおかげで身体強化の試運転や、
四方八方取り込まれても対処できる格闘技術を身につけていけた。
まあまだ雑魚モンスターにしか通用しないと思うけど…
「よし!またレベルアップ!次は4階層だ!
一応5階層でFランクダンジョンは終わりだから、あと一息。こんな劣等生な僕でもやっと学園の平均くらいまではきたかな?まあ魔術には一切基礎ポイント振って無いし…、同じレベルでも僕は産まれながらの基礎値が低いから実はまだまだなんだけどね…」
ブタオはステータスの初期値が圧倒的に低い。かつ学園の探索者や、貴族に至っては産まれたときから基礎値が圧倒的に高いのだった。
ちなみに探索者学園平均は30と公表されている。
ブタオ ランキング圏外
レベル6→7
基礎ポイント15→0
体力 9→11
魔力 0
攻撃力 25→30
防御力 15→20
素早さ 22 →25
魔術 無し
スキル
格闘技レベル3
集中レベル2
身体強化レベル2
ブタオは自身がFランクダンジョンと思い込んでいる4階層へと身体強化をしながら降りる。
相変わらず4階層も草原エリア
ただモンスターの気配がない…
慎重に練り歩くが…
ビュッ!!と音が耳を掠めた。
「??!、な、なんだ!」
なにかが通りすぎ、ビックリした。
なにか物体が耳を掠めたから出血した。
矢だった…
「方角はわかるけど…伏せられて居場所が分からない…くっ!」
他にも伏兵がいたら事だ!!
僕は撤退を余儀なくされる。
3階層の水場へ逃げる…
「はぁ…はぁ…伏兵はいないから助かった。
追撃で追ってもこられなかったけど…
これからどうしよう…」
遠距離の攻撃技術が無い僕はどうやって攻略しようか悩む…本来ならパーティーとして前衛、後援がいてなおかつ魔術といった戦略があれば簡単に突破出来るんだろうけど…
僕はソロだしな…
とりあえずの課題は回避や遠距離の攻撃方法か…
と、僕は自分に出来ないことを出来るようになるようひたすら努力という名の、モンスター殺戮を繰り返すのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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